テニスの王子様 (ページ2)

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2.越前リョーマページ2

特に何も無く平凡な日

リ「A」

『なーにー？』

リ「買い物、行こ」

『もちろん！どこへ？』

リ「本屋」

『わかった！』

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『おまたせ！』

リ「3分待たされました」

『ぐぬぬ……ごめん』

リ「うそうそ笑」

どきっ

不意の笑顔はずるいよ

思わずどきってしちゃったじゃん

思ったよりも時間が過ぎるのはとても早かった

リ「ちょっと待ってて」

そう言ってどこかへ行ったのはもう10分も前の事

今度は私が「待たされました」言ってあげよ

とか考えてたりして

リ「おまたせ」

戻ってきたのは、あれから5分経った15分後だった

『遅いー！15分も待った！』

ごめん、と苦笑いで頭を掻きながら言う

ちょっとだけ見惚れた

『もういいよ。何してたの？』

リ「……」

黙り込んだまま、何も言ってくれないリョーマ

『ちょっとー？答えられないの？』

リ「…ん」

バツが悪そうに小さな紙袋を差し出す

『なに？これ』

リ「開ければいいじゃん」

『……！』

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