テニスの王子様 (ページ1)

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1.越前リョーマページ1

天音(あまね)A
中学1年生、越前と同じクラスの女の子
天然さん…？

越前リョーマ
中学1年生、天音と同じクラス
天音のストップ役、片思い中

※A→『』
リョーマ→リ「」
クラスメイト→ク「」
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『ねーえー。りょーまー』

リ「……」

『ねーってば』

リ「……何？」

そう言って、冷たくあしらってくるのは私の幼馴染の越前リョーマ

『やっと返事してくれた。お母さんが今日うち寄って、だってさ』

リ「わかった」

『相変わらず冷たいんだから……』

リ「はいはい。ごめんごめん」

『もー！はいもごめんも１回！』

ク「Aー。今日近くのモール行こ？」

『え、行きた…』

リ「だめ」

大好きなテニスの雑誌を読みながら、眉をひそめた

『えー！なんでよー！』

リ「なんでも」

Aとリョーマのやり取りを終始見つめるクラスメイト

ク「はーい。そこまでにして」

ク「A、また今度誘うね」

『んー…わかった。ごめんね、行けなくて』

じゃ、と手を振り次席へ戻ろうとするクラスメイト

クイッ

クラスメイトが不意に越前の襟元を掴んだ

ク「早く言いなよー。とられちゃうぞﾎﾞｿｯ」

リ「…わかってるってのﾎﾞｿｯ」

『こそこそずるいー！教えて？』

ク＆リ「大人の話」

『むー……』

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