手に入れたいのは、君なんだ。(tkxin) =おまけ=

＝おぅじさま・１６＝ ページ38

「ね、きてきてー。」


「おお。。どーした侑李。
　ちょ、、落ち着きなさいって〜
　って、あれ。なんか人いっぱいね。
　あらら、どなた〜？」

　

「あのね、ひかにゃん。
　侑李のこと助けてくれた
　大貴くんよ〜。」



「ああ〜！！あの大貴くんっ！
　まぁまぁ、その節はどうもありがとうね〜
　大貴くんっ。」


「いえ。。はじめまして大貴です
　侑李と仲良くさせてもらってますっ。」


「ふふふ〜。ありがとうねぇ〜。
　あ！じゃあじゃあ、よければ
　今日晩ごはん食べていってよ〜。
　ね？」


「えーっと。。」


「ね、食べていって？」


「あ、っと。じゃあ。
　ありがとうございます。」


「ふふ。そんなかたくならないで〜。
　＿＿っと、何人いるかな？」



ひかにゃんさんは、キョロキョロと

店内を見回し

「大人数だな〜。よかったっ。
　おっきなケチャップ買ってきて〜。」



ほーっと安堵してるひかにゃんさんに

目をなくしニッコリ微笑むこう兄が


「ところで、光さん。」


「なぁに、宏太くん。
　あ、そっか、今日のお献立ねっ。
　今日は、オムライスだよ〜。
　光特製だから、ひとりひとりに
　可愛くケチャップで絵描いて
　あげちゃう〜。」


「わ〜それは、楽しみだなぁ。
　光さんのオムライス美味しいだろな。
　それで、光さん＿＿」


「あ！んふふ〜。なんの絵を描くのか
　気になるんでしょっ。もぉ〜
　宏太くんはお子様だなぁ〜。
　あのね、宏太くんには
　んふふ。ハート描いたげる♪
　わ。。はずかしー。」


「くくく＿＿可愛いなぁ光さんは。
　それは、とっても楽しみだ。」


「ん♪」



目をなくし微笑むこう兄と

ちょっとモジモジなひかにゃんさん。

ふたりの世界だー。



こう兄は、もっと優しく微笑んで

「ところで、光さん。
　買ってきたデカいケチャップは..
　どこに？」


「けちゃ..ぷ。。＿＿ん？？
　あれ？な、ない！！あれ、どぅしたんだっけ？
　はゎゎゎゎー。」



あわあわなひかにゃんさん。

さすが侑李の父ちゃんだ。

なんか可愛い人だ〜。




穏やかにひかにゃんさんを見つめながら

こう兄は近付き


「＿＿＿ふふふ。」

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