手に入れたいのは、君なんだ。(tkxin) =おまけ=

＝おぅじさま・１４＝ ページ36

「あ゛あ゛っっ！！ゆう兄だっっ。」




ゆう兄＿＿。


ゆう兄こと高木雄也は、
オレの父ちゃん和也(かずや)の実の弟だ。


オレは、甥っ子だー。



んっで、こう兄はゆう兄の幼馴染で

オレがガキの頃からって、、今もガキだー。



オレが赤ん坊の時からかまってくれてる

憧れの二人なのだっ！


「ゆう兄、何で？！どーして居んの？！
　こう兄だけだと思ったら、、なんで？
　ゆう兄会社は？！社長辞めたのか？！」


「くくく＿＿ちげーって。
　辞めてねぇっつーの。
　勝手に俺を辞めさすなって。
　俺がここに居んのは＿＿＿」


ゆう兄が何か言おうとしたら

後ろの暖簾が揺れ・・

ふわふわの人出てきた＿＿。



「お父さ〜ん..は？あれ、また居な〜ぃ。
　あ。雄也さん、店の騒ぎはーって、、
　あれ、どなた〜？」



「あ♪けいちゃ〜ん。」

こう兄に抱っこされてた侑李が

んっしょって降りて、ふわふわの人んトコ

ぱたたー。って走り寄り

がしー。って抱き着く。


「あのね、んっと。けいちゃんっ
　このしとは、僕の王子さま〜。
　あとね、しつじさんだよー。」


「わ〜〜。そっか、侑李の事助けてくれた
　大貴くんと車で送ってくれた執事さん！！」


「ん。そぅよ〜。んっとー大貴くん目黒さん
　このしとは、僕のうえのおにいちゃんでぇ
　けいちゃん♪」



ニッコリと微笑むふわふわの人が

オレと目黒に向かってお辞儀し


「はじめまして大貴くん執事さん
　侑李の兄の慧と申します。
　侑李の事、助けてくださって
　ありがとうございました。」


「い、いや、そんな。。
　当たり前の事しただけで、、」


「わ〜。６年生なのに
　そんな事言ってしっかりしてる〜。
　ねぇー侑李〜。」


「ん。しっかり〜。」




ふわふわでほわほわな二人。

侑李とゆうりの兄ちゃんは

可愛いの連鎖だ〜〜♡



ぱぱたーっとオレの近くに来た侑李に

「なぁなぁ、侑李の言った通りだな
　兄ちゃん、ちょ〜美人だっ。」


「んふふ〜、そぅでそ〜♪
　あ。。そだ、、大貴くんは
　雄也さんのこと、ゆう兄って・・
　大貴くんはひとりっ子って言ってた。」


「あ、ああ。オレは孤高の一人っ子で
　ゆう兄はオレの父ちゃんの弟なんだ。
　甥っ子だぜー。」


「おぃっこー。そっか〜。」


「おう。オレがちょ〜小せぇ頃から
　ゆう兄とこう兄に可愛がってもらってんだ。」


「わぁぁ〜。そうなのー。」

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