『見つけたいのは、君なんだ。』(ytxym) =涼介さん・1= ページ11
「うん、ちょっとね__探しものを..」
そう言って、クリーニング屋の
引き戸を閉めた俺は、小さく笑い
チラリと見えた、小さな影を探しに行く。
「__えーっと・・」
公園に入り、キョロキョロして_
それから、クスッと笑ってしまう。
いつも愛ちゃんが居るベンチから
「にゃー。」の鳴き声。
「あ、愛ちゃん。ふふふ__
教えてくれて、ありがとう。」
愛ちゃんの頭を、そっと撫でた指を
ベンチの後ろへ伸ばし・・
ぽっこり。。見え隠れしてる
可愛らしい
そっと撫でた。
「涼介さん、見〜つけた。ふふふ・・」
ビクッと頭が揺れ、そっと、そーっと
薄ピンク色の顔が、月明かりに
浮かび上がる。
___綺麗な人だな。
はじめて見た時も、そう思った。
黙っていたら冷たそうなのに
仕草や行動が、可愛らしい。
「はわゎゎゎゎー・・。」
綺麗な唇から、可愛らしい声。
「ふふふ。慌ててる、慌ててる。
涼介さん、そこはバレバレでしたよ。
隠れたかったの?それとも__
ふふ、見つかりたかった?」
「そ。。そんな、、」
「それに、店の前もウロウロしてたでしょ。
しかし、さすが優秀な秘書さんだね。
やっぱり、高木さんの事が気になって
しょうがないんだ。偉いね。」
「ぁ。。えっと、えっと、、」
「いや〜まさか、今日は来ないかなって
思ってたんだけどさ。..そんなに
高木さんの事が気になるんだね。
__太刀打ちできないな・・。」
「たちぅち・・?」
「ええ。高木さんの事なら
どんな事があっても、
こうして来るんだもんね。」
しゃがんでいる涼介さんの旋毛に
拗ねたように言ってみる。
「ぁ、、あの、、その。。」
頭を揺らして、もじもじ。もじもじ。
「そ、それは__ちが..ぅ。
きょ、今日来たの、は・・」
「違う?__」
そう聞き返した俺をチラチラ見て
ベンチのトコから
出たり隠れたりした涼介さんは
「んっと、あのっ。。」
ぎゅっと縮こまってから
勇気を出し、立ち上がった。
月のスポットライトに
向かい合った俺達は、照らされる。
「なに?どうしたの?
違うって、何かな、涼介さん。」
「あの、その_ちがぅの。
お店の前を、うろうろしてたのは、、
その_社長のことじゃ..なくて。。」
「__あ、ああ。薮さん?
店番してくれてたから?」
「んーんっっ。ちがうの___」
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あひる☆(プロフ) - りみさん» ぬふふ。りみしゃんを溶かしちゃうぞ〜ぅ。おたのしみですのだっ! (2021年10月8日 18時) (レス) id: 3824572f66 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - しゅんかさん» しゅんかしゃん、キターーーーー!!わ〜ぃ、来てくれて嬉しいっ。ありがたぃよー。 (2021年10月8日 18時) (レス) id: 3824572f66 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 私も溶けちゃうかも〜〜。可愛いやまさんを堪能してました。次のおまけは誰かな。楽しみ!!! (2021年10月8日 18時) (レス) @page15 id: d79b24f50b (このIDを非表示/違反報告)
しゅんか(プロフ) - ゆとやまキターーーー!!たかいのの次に好き!!楽しみにしてます!! (2021年10月7日 21時) (レス) @page12 id: e804af216a (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - うさこさん» うさこしゃ〜ん♪またコメントくださって、うれしいですよー。面白いっていくれた〜(〃艸〃)ムフッ頑張ります〜。 (2021年9月24日 17時) (レス) id: 2f5adfc321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2021年9月19日 18時