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肺炎6 ページ6

照side


準備をして戻っても、相変わらず亮平の膝でゲホゲホと咳きこんでいるA。


こういう姿を見るのも処置するのも辛いけど、


逆にAのことを医者としても守ってやれることはよかったって思ってる。




亮「俺やろうか?」


照「ん、よろしく。」




亮平からAを受け取ると、白衣をぎゅっと握ってきた。


ごめんなA。


終わったらいっぱい抱っこするから。




照「よしA?ちょっとゴロンしよ?」


A「んう・・・ふぇっ…」


照「おっと。泣かない泣かない。


ほら、ぎゅぅしてるからね。」




ベッドに降ろされて、


さすがに何かされるって気づいたAは、若干パニック気味。


しんどいながらも両手伸ばして抱っこをせがんでくるから、


そのまま覆いかぶさるようにして抱きしめた。




亮「A?今から苦しいの楽にするからね。


ちょっと頑張るよ?」


俺にがっちりと身体と頭を押さえられ、


亮平が吸引チューブを手にしたのを見たAは、


どんどん目に涙を溜めていく。




照「A、すぐ終わるからね?」


亮「お口あーして?」


A「んーんっ!」


照「A?あーだよー?」




ぎゅっと閉じた唇をトントンする亮平だけど、一向に開かない。


これは早く終わらせてやったほうがAのためにもいいと思ったのか、


亮平はそっと顎に手を掛けて口を開いて行った。

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ナナハ(プロフ) -    さん» ありがとうございます。☺️ (2022年4月4日 11時) (レス) id: e700f054fe (このIDを非表示/違反報告)
    - 好き! (2022年4月4日 11時) (レス) id: 1658b9265a (このIDを非表示/違反報告)
    -   (2022年4月4日 11時) (レス) @page4 id: 1658b9265a (このIDを非表示/違反報告)
ナナハ(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます。直しますね。 (2022年4月3日 13時) (レス) id: e700f054fe (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 件さってなってますよ (2022年4月3日 13時) (レス) @page3 id: 1658b9265a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナハ | 作成日時:2022年4月2日 20時

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