ぬくもり2

肺炎2 ページ2

翔太side


大「翔太ぁ！」


A「翔太くん。」


翔「なに？・・・あれ？早くない？」




声のしたほうを見ると、大介と歩いてくるA。


まだ終わる時間じゃないのにな。




大「今って先生チームは？」


翔「辰哉は検査中、照は救急からコンサル、亮平はさっきまでそこいたけど。」


大「じゃ、亮平捕まえよっかな。」


翔「A、どうかしたの？」


大「咳しててさぁ。」


翔「えっ、マジで？


喘息っぽい感じ？」


大「いや、喘息ではないと思うんだけど。


あと若干あったかいかなぁって。」


翔「・・・たしかに。


A、お熱測ろ？」


A「お熱あるのー？」




いや、俺に聞かれても。(笑)


Aって熱とかに鈍感なんだよなぁ。






翔「はい。測って？」


A「ん・・・よいしょ♪」


翔「うわぁ！？」


A「んふふぅ♪」




いや、んふふぅじゃないってー！


転ぶところだったー。(汗)


体温計渡そうとしたら、受け取らずに膝昇ってくるし。


可愛い顔で「翔太くんやってー♪」なんて言うもんだから。




大「あー！翔太顔緩みまくってるー！(笑)」


翔「うるさい、そんなことないって！」


A「んふふっ♪」




亮平との電話を終えたらしい大介がからかってくるけど、まぁいいや。


可愛いAが膝に乗ってるだけで幸せ・・・


って、今の状況絶対みんなに嫉妬されるよな。


現に大介も不服そうだし。


ちょっと優越感。(笑)

肺炎3→←肺炎1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す