4話 ページ6
cn side
hyde「ｯ..」
syp「お前なんかにA先輩をやるわけないやろ。」
Aさんとショッピが入れ替わり、ハイドの腹を魔法陣から取り出した斧で斬った。
そのまま蹴りを入れて、壁の方まで吹っ飛ばす。
ショッピの魔法はストック魔法。
異空間に物をストックしておいて、出し入れを自由に出来る。
上限は5個までらしい。大きさによっては1個分以上のコストがかかったりするとか。
cn「ナイスゥ。」
syp「チーノ、油断すんなよ。」
cn「分かっとる。王族が直々に軍事を行う国の王子さんや。」
syp「実力は漏れ出てる魔力からして相当やぞ。」
俺らは攻撃体勢を崩さずに、ハイドの方を警戒する。
兵士「総員、撃てぇ！！」
少し遅れて一般兵士が到着して、魔道弾をバンバン撃つ。
質より量。どこまで効くか分からんけど。
魔道弾が止んだ頃に、後方から爆弾がハイドの方に投げ込まれる。
em「少し全体後ろに下がってください。」
cn「エミさんかっこええやん。」
syp「爆弾、やっぱ派手でいいっすね。」
em「そんなん言うてる場合じゃないですって！」
エミさんが来たってことは、Aさんはもう要塞を出たんやろうな。
あの人のこと妻にするとかほざきよってこのアホが。
絶対許すわけないやろが。
em「畳み掛けますよ！」
cn/syp「りょうk」
hyde「すごい連携だねぇ。」
俺とショッピの間にはハイドが立っていた。
ショッピの斧の傷だけがあって、それ以外に傷は増えていない。
俺とショッピは頭を掴まれて地面に叩きつけられる。
兵士「拘束魔導兵かかれ！」
拘束出来る魔法を扱う兵士が行動を起こす前に、ハイドは次々に物理攻撃を仕掛けていく。
俺は立ち上がって、ショッピに触れる。
cn「いけるか？」
syp「当たり前やろ。」
同様に立ち上がったショッピ。
俺は1番ハイドに近い兵とショッピを入れ替える。
ショッピは今度はショットガンを取り出して、ハイドの頭に照準を合わせる。
あとは引き金を引くだけ。
そんな時、ショッピが腹を抑えて倒れた。
syp「がっ...はっｯ」
cn「ショッピ!！」
エミさんが接着爆弾を投げる。
ハイドは余裕に躱して、エミさんに蹴りを入れた。
とりあえず2人を下げようと石ころと入れ替えようとしたら、腕に切断されるような痛みが走った。
hyde「強くてごめんよ。」
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作者名：もっちもち | 作成日時：2022年8月13日 1時
