江口の妹は忘れ物届け係 -2-

エピソードごじゅうさん　江口拓也side ページ7

江口「ただいまーっ」



西山「おかえりなさーい！」



江口「お〜ただいま」



……あれ？Aの反応がない…



江口「A〜？いる〜？」



『…あっ、おかえりにいちゃん！』



江口「…うん、ただいま、何かあった？」



『ううん、だいじょーぶ！』



江口「…ほんとかぁ〜？？？」



『ほんとでーす笑』




絶対なんか隠してるな…

何もないといいんだけど




『ご飯は？』



江口「ん〜…オムライス？」



『おけ』



西山「僕サラダ作る〜」



江口「いらない」



西山「『いや、いるから』」







江口「ねぇ宏太朗」



西山「どうしました〜？」



江口「A、何か隠してる気がする」



西山「そう…かも、何かぼーっとしてる」



江口「あいつ過呼吸持ちだから、ストレス溜まると
　 たまーにね」



西山「え、そうだったんですか！？」



江口「家族除いて周りに言ってないっぽい」



西山「知らせてくれれば良かったのに…！」



江口「ま、気にしといて〜」



西山「はい！監視しときますっ」



江口「監視笑笑」

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