鈍感マネージャーと雪男たち -その２- (ページ12)

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宮「そうだって。まぁ、その相談されたことを
本人にいうのはちょっとあれだけどね…
そうだ。これ、出来たけど良かったら食べてみる？」

『いいんですか？』

宮「うん。大事な仲間ですから。」

彼女前に出来たばかりの料理を置くと
ありがとうございます。なんていう彼女の顔は
いつの間にか笑顔に戻ってた。

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偶然の出来事と捉えていいのか、新人マネージャーが
俺より年下だって聞いたときは正直驚いた。

マネージャー業務って大変なのは、俺から見ててもわかったから、
正直、務まるのかなとは思ってた。

でも、彼女は慣れない仕事も必死にこなしてるし、
動画の打ち合わせなんかで話すようになってから彼女は
誰にでも話すし、優しくていい子なんだとわかった。

まぁ、ラウがめちゃくちゃなついてる時点で
人柄の良さは、なんとなくわかってたけど。

そんな彼女を意識しだしたのは、

『宮舘さんの料理、とっても美味しいですね！』

宮「そう？ありがとう」

俺が皆に料理を披露することになったから
その下準備で一人で作ってたところにAさんが来て
これ、明日の日程ですって配りにきたとき。

思わず、料理を食べてみる？そう声をかけたら、いいんですか？って
嬉しそうに言ってくれて、

尚且つ俺の料理を美味しそうに食べてくれて。

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