どっぷりメンヘラ系男子

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あ







TH｢＿＿＿＿＿＿つまり。









そこで、きゅんっ♡としたのが、






まぁ俺じゃなくてジョングクだったっていうわけ。









話の流れ的には俺が恋に落ちるパターンじゃない？ふつう｣









｢はぁ、まぁ…｣







TH｢てこと。わかってくれた？｣








あ









まぁ、なんとなくは…。









テヒョン先輩の話を聞いたら、




そういえばそんなことあったかもしれないと少しだけ思い出したけど。









あの時はもう、





ホントに焦り狂ってて、どうすればいいかわかんなくて。









その場を取り繕うのに必死で、顔なんて全然見てなかった。




その場にチョンジョングクがいた事すらも、知らなかったし。









だから覚えてないんだなぁ。






納得。





常人ならば、この顔を忘れてるはずがないよね。









テヒョン先輩の思い出の中にかっこよく写ってる私は、





実際のところそんなスマートなもんじゃなかったことは、とりあえず黙っておこう…。









あ









TH｢ジョングクはね。




あれからずーっとAちゃんの虜｣







｢じゃあ、私が罰ゲームで告白した時ってもう…？｣







TH｢そうだね。







アレでも肝心なところは鈍感でさ。




最初はまじでコロッと騙されてたよ、あいつ。







Aちゃんに密かに片思い中だったわけだから、




両思いだ！っつって、そりゃもう舞い上がって舞い上がって｣







｢うっ…｣









あ









テヒョン先輩のわざと煽るような言葉が、




まさに私の罪悪感を煽りに煽って。









あの時、はい、と顔を赤らめて言ったチョンジョングクの顔を思い出すだけで、胸が痛む。









あ









TH｢その後すぐ、嘘だって本人も気づいた。




正直撃沈してたよ｣





｢はい…すいません…｣









TH｢だけどね。








…あいつはこう言ったんだよ。｣





あ

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