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あ
「…ていうことが、あったんですけども…」
TH「うーん…」
あ
私の話に難しい顔をして考えこむテヒョン。
昼以外の休憩時間は、もはや私とテヒョンの、ドッペルゲンガー会議と化していて。
毎回空いている会議室を勝手に使ってはお互い近況報告する。
主に、テヒョンはジミンの。
私は"ジミン"の。
さっそく私は昨日のホソクさんの件をテヒョンに報告中。
…こうやって眉間にシワを寄せるテヒョンの横顔をまじまじと見てみると、ほんと綺麗な顔してるんだね。
黙ったままのテヒョンを待つのが暇すぎて、くだらないことを考えてると、ようやく口を開いてくれた。
あ
TH「それは、ホントに本人なんじゃないの」
「えー、じゃあジミンが来てるってこと?」
TH「だって、ドッペルゲンガーは絶対しゃべらないし」
「…実は全部、本人だった、とか」
TH「それは違うって。
あのとき触った俺らならわかるでしょ?」
あ
…それを言われちゃ、なにも言えないんだよね。
あの感覚は、たしかに生身の人間ではなかったし。
広げた手のひらをなんとなく見つめてみる。
まだ、ここに感触が残っている気がしてならない。
あの不思議な感覚を思い出すだけで、怖すぎて吐き気がする。
あ
TH「Aなんて、ホンモノもたくさん触ってきたじゃん。
なおさら違いわかるでしょ」
「やめろ、ヘンタイ」
あ
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てむてぐ(プロフ) - あやさん» めちゃくちゃただいまです!!(;▽;) (2020年3月14日 17時) (レス) id: 81e8a7359b (このIDを非表示/違反報告)
てむてぐ(プロフ) - ジミカさん» ありがとううう!ただいまです!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 81e8a7359b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました(T-T) (2020年3月12日 22時) (レス) id: d9a3315dec (このIDを非表示/違反報告)
ジミカ(プロフ) - お帰りなさい!待ってました! (2020年3月12日 22時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
てむてぐ(プロフ) - ジミカさん» ただいまです!長らくお待たせしました!!かなり期間が空いたのに…(;▽;)応援ほんとに感謝です!もう少しだけお待ちください(*^^*) (2020年3月5日 23時) (レス) id: 81e8a7359b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てむてぐ | 作成日時:2019年11月3日 17時