重くて、苦くて、______

after episode ページ42

...数ヶ月後



「しゅ、修二？！私達なんか死んじゃったことに

なってるんだけど？！」


『ばはっ♡なんでだろーなー。』


「ちょ、え、またなんかしたの？！


もう人は殺らないって...。」


私間接的に殺人に関与しちゃったの？


いや一緒に逃亡してる時点で同罪...？


あたふたとしていると

『コイツらは自 殺願望があったんだよなー。

だからそれする前に俺の代わりになれよーっつったら

喜んでなってくれてよ。


その準備もあって迎えに行くの遅れたんだワ。』



「そ、そうなんですかー！って
すぐには受け入れられないけどさ！
バレちゃったら...？」


『ひゃは♡今までドーリだなー♡

つーか代わりになってくれたヤツが死んだとこで


俺らは表には出れねーよ♡』


「まぁ...それも、そうか。そうだよね...。」






修二が迎えに来てくれて数ヶ月。
2人だけの住処暮らしはかなり心地がいい。


というか3年間の失った時間を取り戻してる
感覚に近いといった方がいいだろう。




失った時間で色々思い出したけど。



昔に聞きそびれた事いっぱいあるんだよなー。

いつかいっぱい聞いてみたいなー。


なんて思っていたらバチッと目が合った。




『ばはっ♡どーした？惚れ直してる感じかァ？』



「それは元々惚れてるから大丈夫。

あ、いや気になってたこと聞きたくってさ。」


『なんだー？Aの質問なら何でも答えるぜ♡』




「その、修二さ、どうして手に刺青なんか入れてるの？

罪と罰...とかさ。


あと、髪の毛もめいっぱい伸ばしてて。


なんでかなーって。


あでも下ろしてる修二も好きだよ？

昔の短い時のノーセットもかっこよかったし、


まぁ普通にセットしてるとこも好きだっt...」




『なんだァ？急に褒めてきやがって♡
誘ってんのかー。』



「ちが！」



『ばはっ♡Aはさっきじゃ物足りなかったかー♡


任せとけー♡』




「いやちょ、まって、まっ...！！！
質問！答えてくれるって！！！」





『そらァーまた今度のお楽しみなー♡』



「聞いてた話と違うんだけど？！

まっ...！！！！ううううう！！！」







私はこれからも修二の傍で生きていきたい。





もうこのお願いをしても引き剥がさないでね、






神様♡







fin.

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