検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:28,876 hit

ep.32 ページ33

どうしようもなくて家の中で帰ってきた半間に



なんて伝えようかウロウロしながら考えていたら



涙がポタポタと溢れて止まらない。


ぺたりと床に座り込んで
止まらない涙を拭うことしか出来なかった。






「...っ。うっ...。はんまぁ...かえってきてよ...。」












『あン?呼んだかァ?♡Aー。』





びっくりして後ろを振り返ると、

帰ってくるなんて思ってもなかった大好きで仕方ない




君がニヤリと笑いながら



いつもみたく気だるく突っ立っていたんだ。



「な、んで...?」



『ばはっ♡泣いてんのかァ?♡
好きな女の泣き顔ってのもなかなかいいなー♡』



「え、今なんて...?」



半間はふぅーと煙草の煙を吐くと

私に近寄ってギュッと優しく抱きしめてくれた。



『俺に堕ちたってことでいいかァ?♡


俺はとっくに堕ちてたんだけどよー。


このちんちくりん全然気づかねーからさー♡』



「は...半間ぁ...私...好きだよ、堪らなく...
君に溺れ堕ちてたよぉ...」



涙のせいで上手く声が出てない気がする。



でも半間はそんな私の顔をそっと撫でて



確かにこういったんだ。







『じゃあ、とことん堕ちるかァ♡A♡』

ep.33→←ep.31▲



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
設定タグ:東京リベンジャーズ , 半間修二   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

グラッドくん - 最高でした!なぜか途中で涙が出てきてしまいましたぁ(T ^ T)とても面白かったです! (2022年12月7日 22時) (レス) @page42 id: daba3dbefa (このIDを非表示/違反報告)
M - 最高すぎて吐きそうです。ありがとうございます! (2022年6月23日 4時) (レス) @page47 id: 0bd2a9d625 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました!めちゃめちゃおもしろかったです(^^)!! (2022年5月31日 22時) (レス) @page47 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:十和-トワ- | 作者ホームページ:https://lit.link/towal2#  
作成日時:2022年3月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。