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すごく嬉しいのに、それと同時に心の中にもやもやが広がる。
こういうときに、素直になれずにグルグル考えてしまうわたしは、可愛くないと思う。
いっぱいいっぱいになっていると、ジュンくんと正面で向き合わされた。
「そんなの、難しく考えなくていいんだよ。人の好き嫌いなんて、そんなもんでしょ」
ケロリと言うジュンくん
「じゃあA、前に好きになった先輩のこと、いつどこを好きになったの?」
ジョシュア先輩は?
隣のクラスのナントカくんは?
後輩のナントカくんは?
カントカくんは?
わたしが好きになった人を立て続けに挙げられるけど、好きになった理由なんてわからない。
『そんなの、わからないよ…わからないけど、好きになっちゃってたんだもん』
そう、ジュンくんのことも。
「そうでしょ、わからないもんだよ」
でも、Aの"好き"は全部本物だったじゃん。
そう続けるジュンくんの瞳は優しい。
こうやって、わたしの過去の駄目になってしまった"好き"も否定しないでくれるんだ。
「ね?"好き"ってそんなもんでしょ、理由なんてないし、無理矢理作らなくていいの」
そうかな?そうかもしれない。
「僕もAを好きになった理由聞かれても、わからないもん」
いつの間にか、なんとなくだよって、くすくすとおどけるジュンくんを照れながら軽く小突くと、その手を掴んで握られた。
「でも、好きなんだ」
真っ直ぐな言葉に真っ直ぐな目
わたしの手を握るジュンくんの手は少し震えている。
「だから、認めてよ。僕の"好き"も、Aの"好き"も」
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あいに - 最高すぎます(><)私今まで逆ハーものしか読めない体質(?)だったんですけど初めてひとりとの夢小説で最後まで読めました、!きゅんきゅんしっぱなしで最高でした(><) (2022年8月19日 8時) (レス) @page30 id: 35dae0d106 (このIDを非表示/違反報告)
てまり(プロフ) - ゆきさん» わーありがとうございます!(><)本当に、やっとここまで来た、という感じです。あともう少しなので、お時間あるときに暇つぶしに見て頂けると嬉しいです(^^) (2020年1月23日 14時) (レス) id: 11b8eaad66 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 遂に!!!!!遂に!!!続きが楽しみです!更新頑張ってください!! (2020年1月22日 20時) (レス) id: 3c03a882b7 (このIDを非表示/違反報告)
てまり(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます。思わず笑ってしまいました!(^^)早く吐かせたいです!これからも楽しんで頂けると嬉しいです(^^ゞ (2020年1月19日 3時) (レス) id: 11b8eaad66 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - いやぁぁぁーー!!夢主ちゃん!正直に吐くんだ!!吐け!!って荒ぶりながら読んでます笑笑 更新楽しみに待ってます〜! (2020年1月17日 8時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てまり | 作成日時:2020年1月13日 3時