[文スト]兄、姉達は妹が大好きなようです[短編集]

樋口一葉 リクエスト ページ37

樋口side


突然ですが私には2人の妹がいます

銀が芥川先輩の妹と発覚せず、私が未だ先輩を陥れるための罠だと思っていた時に出てきた子が1人目

末っ子はAと言います

まだ、高校生ですが私よりもしっかりしています


「お姉ちゃん！今日、会議なんじゃないのー？早く起きて！朝ごはんできてるよ！ワイシャツもアイロンしといたよ！」



朝も私が起きる前に、起きて朝食を作ってくれます

そのおかげでどうも、私は妹離れすることが不可能になりました


「ほら、お姉ちゃん！あっ！！あんな所に先輩が！」

「先輩っ！？」

「ふふっ、早く着替えてねー！」

「A〜！許しませんよー！」


ーーー
Aside


私には、2人の姉がいます

長女はあまりしっかりしていませんし、とても分かりやすい性格です

次女は、しっかりしていて頼りになります

私は2人のお姉ちゃんが大好きです


「聞いてよ〜、部下が全く言うことを聞かないの…！！」

「もう、お姉ちゃん飲みすぎじゃない？何本飲んだの？……このビン何本だ？」

「んー、さんぼん…」

「一本だよ、ほら、お水飲んでもう寝たら？」

「最愛の妹まで私に冷たいんですか！！もー！お姉ちゃんは拗ねましたよ！もっと飲みます」


はぁ、とため息をついてお姉ちゃんに水を渡す

こんなに酔うまで飲むなんて相当、大変なんだろうな


でも、お姉ちゃんはなんでマフィアを選んだんだろう？
あの、先輩ってお姉ちゃんが慕っている人も関係してるのかな？


「お姉ちゃん、いつもお疲れ！無理せずに休んでね。お姉ちゃんが心配だよ…？」

「A〜！やっぱり持つべきものは可愛い妹です！」


頼りなくて、泣き虫で、それでも優しいお姉ちゃん


私は大好きだな


これからも元気でいてね



、

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