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桃side
樹「きょも...。責めなくて、いいんだよ?...ジェシー見て?」
本当は、目の前の現実から目を背けたかった。
でも.....
ジェシーのベッドにもたれて、眠る慎太郎と北斗。 少し離れた場所でも苦しそうな寝顔をしている高地。
そして、目の前にいる樹の顔を見たら。
俺だけが、逃げようとしているんだって思った。
恐る恐る、もう一度ジェシーを見てみると酸素マスクが外れていた。
大「...マスク....」
樹「うん...さっきね、外せたの...」
すんすん鼻を鳴らしながら、樹が話し始めた。
もう少ししたら、目を覚ますだろうって。
幸い、傷跡も後遺症も大きく残ることはないらしい。
樹「ジェシー...頑張ってるよ。」
そろそろとベッドから、下りる。
少しふらついてしまったけど、樹ががっちり支えてくれた。
大「ジェシー?....ごめんね。」
緊張して手が震えてしまっているけれど、ゆっくりジェシーの手に触れる。
暖かくて、いつもの子供体温だった。
大「........じぇ、し...あったかい...」
早く起きて、ジェシー。
あの笑い声を聞きたいし、今すぐに歌声を聞きたい。
待ってるね。
・
・
・
この数日後、俺が大好きなあの空間が戻ってきた。
うるさすぎて、何度看護師さんに怒られたことか笑
その度に、ジェシーは首まで真っ赤にして頭を下げていた。
大「ジェシー、またさ曲作ろうよ」
ジェ「Hahaha!!もちろん。」
✩｡* *｡✩✩｡* *｡✩
リクエストありがとうございました。
無事、3に移行することが出来ました。
今後もよろしくお願いします!
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@MiKAN__rain
2020.9.25 みかん
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みかん(プロフ) - 嶺音 蒼空Inn?cenceさん» コメントありがとうございます。私のペースとなりますが、お待ちいただけると嬉しいです!ぜひ、今後もよろしくお願いします。 (2020年9月26日 19時) (
レス) id: 89ba736677 (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 蒼空Inn?cence(プロフ) - いつも楽しく読んでます！私は病気系の物が好きで探し回っていたところをこのお話に辿り着きました！これからも面白いお話が出るのを楽しみにしてます！がんばってください！ (2020年9月26日 12時) (レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2020年9月25日 22時
