検索窓
今日:25 hit、昨日:59 hit、合計:179,708 hit

28.*ナルコレプシー(RED,BLACK) ページ33

☆リクエストより

main 赤
sub 黒

リアル設定

•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚

黒side

まただ。

ジェシーがこてんっと寝てしまった。
ついさっきまで慎太郎と大騒ぎしていたのに。

慎太郎も、目が点になっている。

慎「ジェシー、そんなに疲れてたのかな...」

北「な?...でも、こいつ昨日オフだぜ?」

よく分からないけど、気持ちよさそうに寝ているのをみたら起こすわけにもいかず寝かせておいた。


ジェ「んぅ〜....あ、れぇ..?」

慎「あー!ジェシー起きた!」

ジェ「...ね、ちゃったぁ...?」

慎「てゃはは!!ジェシー、ふにゃふにゃじゃん!!」


ふわふわしているジェシーなんて珍しい。
可愛いいけど...



ひとつ気にかかったことがある。

こいつ、最近居眠り多くね?



この前の撮影前も、始まりまであと10分とかだったのに寝たり、ロケバスでも断りなく寝ていたり。


寝た後はスッキリしてるから、いいんだけどさ。


しゃべり相手が起きたことでご機嫌な様子の慎太郎の横で、なぜか顔を曇らせるジェシーをみて。

何だか嫌な予感がした。
俺、こういう予感は昔からあたってしまうんだ。



特に.....

ジェシーに対しては。







数日後、また同じことが起きた。

それも、レコーディングの打ち合わせ中に。



急に喋らなくなったなって思ったら、もう夢の中だった。

さすがに仕事中だったからさ、起こさなきゃと思ったんだけど、全然起きなくて。


しょうがないから、俺たちだけで進めて終わってしまった。



ジェ「....あ....え....?」



ジェシーが目覚めたのは、終わって数分後。
やっぱり、ジェシーは状況を掴めていない感じだった。

樹「....なぁ...疲れてるのは分かるけどさ...」


言いにくいことを樹が切り出した。



仕事中に寝るなんて言語道断。
そんなの当たり前だ。
ジェシーだって、何にも知らない新人じゃない。


むしろ、この世界の厳しさを知りすぎてしまった側の人間なんだ。


それなのにっていう思いが強いんだろう。
俺も、他の4人も。


優しくは言ったけど、長年過ごしてきたからこそ分かるこのピリついた雰囲気。


ジェシーは俯いて、「ごめん」ってただ一言言っただけだった。

28.2→←27.5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
411人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みかん(プロフ) - 嶺音 蒼空Inn?cenceさん» コメントありがとうございます。私のペースとなりますが、お待ちいただけると嬉しいです!ぜひ、今後もよろしくお願いします。 (2020年9月26日 19時) (レス) id: 89ba736677 (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 蒼空Inn?cence(プロフ) - いつも楽しく読んでます!私は病気系の物が好きで探し回っていたところをこのお話に辿り着きました!これからも面白いお話が出るのを楽しみにしてます!がんばってください! (2020年9月26日 12時) (レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みかん | 作成日時:2020年9月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。