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桃side
救急車に付き添った俺は、先に慎太郎の傍にいることができた。
ベッドで眠る慎太郎は、穏やかな寝顔で。
それを見たら、膝がガクガクして座り込んでしまった。
樹「きょも?....慎太郎はどう?」
声をかけられて後ろを振り向けば、皆揃っていて。
また、安心した。
大「大丈夫だって...。今は落ち着いてる」
北「よ、かった....」
北斗は目元を覆って泣き始めて、その肩をジェシーが支えている。
慎「........きょ、も.....」
小さな声が聞こえて、北斗があっという間にベッドに駆けつけて慎太郎を抱きしめる。
北「馬鹿しんたろっ!...ほんと...」
言葉になっていない北斗の背中に、慎太郎の手がゆっくり回る。
慎「..ほ、く......ごめっ....」
北「もう....ほん、と...ほんとにっ」
最近、弟感満載だった北斗がやっぱり慎太郎の前では兄っぽくなって。
いつも兄っぽい慎太郎はやっぱり年下で弟なんだ。
慎「み...んな....、ありがとう」
高「まあなっ!俺が注射打ったかんな笑」
慎「え?ほんとにっ!?」
樹「その後さ、こいつ腰抜かしてやんの笑 」
高「言うなよ笑....だっせぇから」
慎「たははっ!!」
きっと、これから先口うるさい大男に囲まれる毎日が慎太郎には待っているんだろう....。
俺も、まだまだ慎太郎の面倒をみないとな。
そう思うと、何だか面白くて.......
幸せだと思った。
✩｡* *｡✩✩｡* *｡✩
リクエストありがとうございました。
@MiKAN__rain
23.＊抜毛症(YELLOW,RED・GREEN)→←22.3
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みかん(プロフ) - 嶺音 蒼空Inn?cenceさん» コメントありがとうございます。私のペースとなりますが、お待ちいただけると嬉しいです!ぜひ、今後もよろしくお願いします。 (2020年9月26日 19時) (
レス) id: 89ba736677 (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 蒼空Inn?cence(プロフ) - いつも楽しく読んでます！私は病気系の物が好きで探し回っていたところをこのお話に辿り着きました！これからも面白いお話が出るのを楽しみにしてます！がんばってください！ (2020年9月26日 12時) (レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2020年9月25日 22時
