Through the rain 3

25.＊ストレス(GREEN,ALL) ページ18

☆リクエストより

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緑side


慎「ねぇえ〜、飯行こうよ」

樹「ごめ、慎太郎。俺今日打ち合わせで...」



打ち合わせか.....しょうがない。



慎「こーちー、この後さ...」

高「わりぃ!台本、新しくなっちゃって」



ドラマ、忙しいもんなぁ...頑張れ!



慎「きょも!....いそがしい、ね....」

大「え、あ....何?どうした?」

慎「んーん。頑張って」


きょもは、新しいミュージカルが決まったんだよ!
イヤホンから、聞こえてきた曲がそれだった。



いつも行ってくれるジェシーさんは、台本片手に撮影に一足先に帰っちゃったし....。


そして誰もいなくなった....じゃないけどさぁ笑
忙しいことは、ありがたいけど。



結構、寂しいね。




あ、北斗はもちろん早く休んで欲しい。
最近痩せちゃってさ。
たろぴっぴは、心配だよ。



北「おい...俺誘えよ！...誘えよ、俺を」

慎「たははっ!!いいのいいの、北斗にはゆっくり休んで貰いたくて...」



正直にいえば、キョロキョロと北斗の目が泳ぎ出す。

ほんっと、分かりやすくなったもんだ。笑



北「う.....でも、慎太郎...」

慎「大丈夫だよ笑 誰か、暇じゃないかなって思っただけだし...」

北「そ、そう?.....お前も、...その、休めよ」

慎「うん!大丈夫、疲れてないから」



楽屋には、1人。
本当に、誰もいなくなってしまった....。



誰かと、話したかったなぁ。



慎「んっ...はぁはぁ....や、ば....はぁ」


最近頻繁に、息が詰まる。
初めてなった時は、マネージャーさんにどうにかしてもらって、ようやく...って感じだった。



今となっちゃ、自分で収められるようになってしまった。
慣れてしまうくらい、よく起こるんだよね。


原因は....



うん。



分かっているからこそ、言いたくない。


一人でいる時、そのことばかり考えているし。
で、決まって苦しくなる。



誰かといれば、忘れられるかなって思ったの半分。
メンバーになら、話せるかなって思ったの半分。



それで、今日みんなに声をかけたんだけどね笑



しょうがない!皆忙しいからさ。


俺だけ、弱音言ってらんないよ。

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