あの日の声 ページ40
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*やっぱり行き着く先はあの海で*
気付けばバイト先に連絡をして
気付けば車を走らせていた。
幸いにも店長は優しくて複雑な心境であることも察してくれた。
ずる休みなんていつぶりか。
私の足元だけ色が濃い初定位置から動かず、
ペットボトルのお茶だけで何時間も過ごす。
スマホは、電源を切って車に置いて来た。
結局、折り返しの確認も気にならないまま、ここに来た。
でも、今日は寂しくはない。
相棒のギターがあるの。
これがあれば、私はマーメイドにだってなれるから。
＊
夕日が沈み、波の音が一際目立つ時間帯。
今日はいつもと違って静寂のカケラもない気がする。
私の心みたいだぁ
『夜空に手が届いたと思ったなら〜』
やっと出会えた彼の笑顔
『見えた光は弾けて消えてしまう〜』
運命だと思った。好き同士なら……と夢見た。期待だってした。
『未来隠すような煙り雲も〜』
モヤモヤした感情が、近づいた彼を隠してしまって。
そう思えばどんどん遠ざかる存在。
＊
遠くで花火の音がする。
そっか、夏祭りの時期か……
一緒に花火、見れたらいいのにな。
『僕がここにいた〜』
あなたの携帯の着信履歴には、今私の名前があるはず。
それは、彼の目にも一瞬だけ私が映っていた証拠だから
『｢証だから｣』
目を凝らせばキラキラと花火が見える、小さな小さな光。
息を整えながら、こちらを向く彼のレンズにその光が反射する。
｢なんでっ、いるの？｣
ラッキーソング
涙の答え
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ふわぽむ(プロフ) - まりあさん» はじめまして！ありがとうございます。続編のほう、前向きに検討して行きますね！！まりあさんにお楽しみいただけますよう前進いたします。また是非覗きに来てくださいね (2019年8月17日 1時) (
レス) id: b17a885bb5 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - 初めまして！いつも更新楽しみに読ませて頂いてます。2人の続編を是非読みたいです！大変だとは思いますが楽しみに待っています。 (2019年8月16日 23時) (レス) id: 9550e0f14e (このIDを非表示/違反報告)
ふわぽむ(プロフ) - ま り ゅ 。さん» 力になれて幸せでございます(*^-^*) (2019年8月16日 23時) (レス) id: b17a885bb5 (このIDを非表示/違反報告)
ま り ゅ 。(プロフ) - ふわぽむさん» 別垢で夢を書いているのですが 、思い通りに書けないので … そういうときにもこの作品を読ませていただいて気分転換させてもらってます ！！ 本当に感謝しかないです … (2019年8月16日 23時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぽむ(プロフ) - ま り ゅ 。さん» ありがとうございます。すごくすごく嬉しいです！！お手本だなんて、もったいないお言葉……まりゅさんに楽しんで頂くためにも、もっと頑張ります！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: b17a885bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぽむ | 作成日時：2019年7月14日 17時
