【名探偵コナン】訳あり少女が米花町にやってきた2

また色々あった2 ページ5

ややこしい事したのは謝るけど、切実にやめて。私は警察なんて見たくないの！

そう私は心で叫びながら、終始無言または適当にあしらってその日は解散した。

その次の日に松田が家に突撃してきて、

松田「何で俺とは出かけないで、ハギとは出かけんだよ！」

とキレてきた。どうやら何やら異常なまでに萩原が嬉しそうにしてるのを見て、昨日の件を無理矢理聞き出したらしい。

貴方《嫌、無理矢理あぁなっただけだから。》

と言いたかったが、グッと堪えて適当にあしらったら、「次は俺と出かけろよ！いいな！」なんて捨て台詞残して去っていった。

私はと言うと、その背中に『絶対に嫌だ』と心の中でそう答えておいた。

当たり前でしょ？救済のためでもないのに警察とこれ以上でかける必要がない。

蘭さんに関しては、この前父親である″毛利小五郎″をたまたま町で会った時一緒にいたから紹介された。

その際小五郎に

小五郎「素敵なお嬢さん。どうです？今夜私とディナーでも。」

とアニメで見たような動きで、さっきまでチャラケた雰囲気だったのが、キリッと変わったかと思うと、私を食事に誘ってきた。

勿論速攻拒否して、その場はさったけど次の日蘭さんに謝り倒された。

正直言って迷惑だったし、探偵には近づかないでほしかった。なんて言えるはずもなく、『別に』と簡潔に返しておいた。

そんな事が続き、先週ニューヨークにいる新一の両親に誘われて、蘭も一緒にニューヨークに行った。

私も何故か誘われたが、救済があるし、何よりそこで″ベルモット″に会うのを知っていたので、頑なに拒否した。

蘭さんは残念がり、新一からは「何で止めないんだ…」何で顔をされたが知らない。園子さんからは

園子「旦那と幼なじみ二人っきりにするなんてね〜。よっぽど自信があるのかしら？」

なんて言われたが、私に旦那は居ないって言ってるのに、旦那とは誰の事何だとつくづく思った。

そしてついに明日が伊達を救済する日になった。

真斗「いよいよだね。作戦は？」

貴方『交通事故現場に行き、事故が起きる前に伊達をたまたま見つけ呼び止める。伊達と暫く話てる間に事故が起きる。伊達は私と話してる為横断歩道の近くにいないから助かる。以上』

真斗「わぁ〜♪この前より簡単だ〜♪」

話の内容は、″高木渉″が一緒にいるから、それを紹介されるだろうし、問題はない。

そう思い、私は眠りについた。

後二人も救えるように…そう願いながら。

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