【名探偵コナン】訳あり少女が米花町にやってきた2

笑顔は沢山種類がある ページ18

貴方サイド

貴方『…で？何か私に言う事は？』

真斗「誠に申し訳ありませんでしたっ‼(土下座)」

貴方『謝って済んだら警察はいらないのよっ！元から私にはいらないけど‼』←

え？何？今の状況が分からない？

悪いけど今私凄く機嫌悪いから説明なんて無理だから。…そんな目をしても無理…。

…。実はあれから…←

あれからは…ジンは口角をこれでもかとあげたかとわかると、私の名前を聞いてきたので(真斗が私を操って″勝手に″)教えたら満足したのか

ジン「そうか…また来る。」

と爆弾発言して去っていった。

それはまだいい。百歩譲ってまだいいとしよう。

貴方『何勝手に人の表情筋動かして、笑わせたりしてんの？』←ド低音

そう私が怒ってるのはそこだ。大事な人を1人も守れず死んだ私は、絶対に笑わないと心に決めていた。

だから演技していた時だって、苦笑ですらしなかったのに、何勝手に笑わせてんの？

何？イジメ？私はまたイジメられてる訳？なら今すぐ訴えて…。

あっダメだどうせ無かった事にされるんだった。私がそう思って深いため息をつこうとした時

真斗「い、いやぁAちゃんの笑顔を演技でもいいから見たくなっちゃってつい…」

と真斗が顔をゆっくりあげながらそう言ってきた。勿論それを聞いた私の反応は、

貴方『は？』←超ド低音

の一言である。でもすぐに、

貴方『そっか〜。真斗は私の笑顔が見たくてあんな事をしたのかぁ。そっかそっか〜♪』

と″わざと″凄く明るい声で言った。

真斗「そ、そうなんだよ！だからねっ？許し…貴方『じゃあ思う存分見せてあげる』え」

真斗が何か言いかけた時私がそう言うと、そうやって固まってしまった真斗。

え？許したのかって？そんなわけないでしょう？

貴方『ほぉら♪真斗さん御所望の笑顔ですよ〜？たぁぁあぷり味わって下さいね〜？(黒笑)』

真斗「嫌、目が笑ってないから怖いよ⁉本当ごめんて！もうしない！しませんから‼その顔だけはやめて⁉」

真斗がそう言うので、私がゆっくり真顔に戻してため息をついた。

こればっかりは約束破って私に変な事させた真斗が完璧に悪い。

何でよりにもよって満面の笑顔なの、せめて苦笑にくらいにしといてよね。でも…

貴方『ありがとう』ﾎﾞｿｯ

真斗「え？今なんて？」

貴方『は？何も言ってないけど、そんな事言って話をそらそうって訳？貴方まだ懲りてないのね。罰として今晩の晩御飯は抜き！』

文字数…

笑顔の素晴らしさ→←今日の俺はどうかしてる

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