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「よく食べるねぇきみは…」
「中学生なんで！」
「いや私もそうなんだけど」
昼ごはんついでに赤也くんの餌付けを行ったが食べる食べる……
私もまだ中身は17とはいえど、スポーツをしているわけでもないしさすがに成長期は終わりを迎えた。
もうこんなにはお腹に入らん。
「ひよっしーはそんだけでいいの？」
「まあ、そこまでお腹すいてるわけでもないんで」
「そか。遠慮はするなよ」
こくりと頷きながらバーガーを頬ばる日吉、鋭い目つきとは裏腹にやはりかわいい。
これがギャップ萌え
「ほほおへへんはい」
「赤也くんは飲み込んでからものを喋れな」
「ンンン！」
落ち着きなく騒がしいきみも日吉とは違った方向でかわいいんだけど。
「それで、アンタ夏先輩に嫌がらせとかしてないっすよね？」
「ハァ？するわけないでしょ」
「ならいいっすけど。これからも夏先輩になんかしたらこの俺が許しませんから！」
だからなにもしないって…
「夏先輩……？ああ、賀集さんのことか」
「あ、ひよっしーも面識あるのか」
「そうですね、合宿に来られてましたからね。
そういえばあの人、病気だかなんだか持ってなかったか？」
病気…？
入院してたって件を除けば普通に元気そうだったけどな
「は？ねぇよ！あ、最近の入院はアレ事故だからな」
「いやそういうことじゃない……やっぱいい、お前と話してても意味ない」
「はぁなんだと？！ほんとになんもないんだって！！」
本当に元気だなこいつら…
喧嘩になったら困るし適当に話し逸らそう
「まぁまぁ赤也くん落ち着けって！
ところで夏ちゃん事故ってなにがあったの？」
そう聞くと今まで日吉に向いていた睨みを私に利かせてきた。
やばい事故の話は地雷だったか、
「…学内の女子の嫌がらせっすよ。あいつらくだらないことばっかり…」
「まじか」
「そーいうわけでアンタの入部も反対してたんすよ俺！」
この学校想像以上に面倒くさそうだな。
桃たちなら普通にスポーツさせてくれってキレそうだ…
「なるほどね、理解した。けど私は夏ちゃんに嫌がらせとかしないからそこは信じて。」
今日はかなり貴重な情報を得られたかもしれん。
この点さえ押さえておけば部員の懐柔はなんとかなるだろう。
「まだ完全に信用はできないっすよ…」
「うんうん今はそれでいいから。これからよろしく、
ひよっしーもよろしくな」
「その呼び方なんとかなりませんかね…」
「わかっしー？」
「違うそうじゃない」
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幽霊部員(プロフ) - 全然更新できずすみません……コメントありがとうございます！！！頑張って続きかきます(笑) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
財堂若也 - おもしろいですね！な、夏ちゃん？？と思いながら見てます！合宿のお話、楽しみにしてます！ (2020年12月12日 12時) (レス) id: f43141c8eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます(´;ω;｀)夏ちゃん嫌な奴になりすぎないよう努めます、、、！！ (2020年11月5日 1時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白いです！夏ちゃんいい人のように見えて怖いですね、、、ヒロイン頑張って欲しいです。 (2020年11月4日 10時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - 白さん» ありがとうございます、、！！励みになります、更新遅いですが頑張ります(笑) (2020年9月12日 22時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊部員 | 作成日時：2017年4月8日 22時
