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三話 ページ4

「――っ.....!!」

「低井!そっち行った!」

「っ...はい!!」

「野薔薇はその子達の止血しとけ!」

「はい!」


今は1、2年の女子メンバーでの任務中。

被害者は5歳と3歳の兄妹。

呪霊は資料によると2級呪霊。

私達の手にかかれば余裕の筈だった。

なのに...。


「――まさかっ.......1級呪霊と2級呪霊が群れていたとは.....」

「絢音!そんなのは後だ!今はこいつら殺るぞ!!」

「――.....っはい!私は1級に行きます!先輩は2級を!」

「はぁ.....!?」


転校したばかりの私に任せるのは抵抗があると思う。

でも私はっ.....!!


王舞呪法(おうまいじゅほう) (しずめ)


これは古くから私の友人の(・・・)家に伝わる伝統的な術式。

呪霊はあっという間に姿を消した。

否、空気に溶けた。

丁度、真希先輩も祓い終わったようだった。


「.....釘崎さん、その子達を」

「え.....」


私は手の先に呪力を溜め、掌からゆっくりと放出させた。


「あんたそれって.......」

「反転術式...です.....」


私の本来の能力。

もう、隠す必要もない気がするから。

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設定タグ:呪術廻戦 , 呪術師 , アイドル   
作品ジャンル:アニメ
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亜麻 - 更新頑張ってください!ずっと待ってます! (2022年5月3日 14時) (レス) @page5 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2021年11月19日 20時

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