停車駅を過ぎれば (ページ19)

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次の日、竜生にも誰にも会いたくなくて

授業を生まれて初めてサボった

溜まっていたドラマの録画を見ても

何も楽しくないし、

お昼ご飯をちょっと高めのコンビニ弁当にしても

そこまで美味しい！とはならなくて、

退屈から抜け出せずにいた

プルプルプル………

私を呼ぶのは “ 竜生 ” ではなく、

“ うっちー ” だった

恐る恐る電話に出ると彼は繋がった！と

大声で叫ぶから耳がキーンとなる

内村「よかったー！生きてたー！！」

「生きてるって (笑) 」

内村「いや、だって誰も連絡取れないから心配してたんだって！みんな！」

「 …ごめん。あと、昨日もごめん。」

内村「全然！気にしてないし」

「ありがとう」

内村「うん、大丈夫、うん… 」

うっちーは何かを言いたそうで

でも言えなくて

ずっと言葉を探しているようだった

内村「 …ねえ、今から会えない？」

「え！今から！？」

内村「うん。…なんか、話聞きたいなって、」

「わ､かった。着替えるね」

内村「 17時にあのファミレスで」

「うん」

少し嫌な気はしていたけれど

彼を断る権限なんて私になくて

急いで着替えて、適当に化粧して

言われたファミレスに向かうと、

深田「やっ…ほ、」

少しぎこちない笑みを見せる竜生がいた

嫌な予感は的中した

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お久しぶりです！作者です！
更新遅くなってしまってすみません汗
今後ものーんびりやりますので、
どうぞ気長にお待ちください！(TT)