360° 吸血鬼** BM ※編集しました

XXXVII ページ39

冗談とかじゃないかな？
そんなわけない？ いやでも田中君に告白れるって…え、ええぇ……？

そんなことをぶつぶつ呟きながらドアを開けた

キイィ……

A「水野くーん…？」

あ、いた……寝てるし

あんだけ寝といてまだ寝るの。この人

水野君はソファの上で腕を組みながら静かに眠っていた

A「はぁ……」

ため息をついて水野君の寝顔を見守る

A「…かっこいいな……」

そう呟いた瞬間の出来事。
目の前の水野君は目を開け、私をソファへと押し倒した

A「え！？」

水野「今なんつった？」

A「え、え？え……今寝てなかった……？」

水野「タヌキ寝入り」

A「はぁ！！？」

水野「で、今なんて言ったの？」

そう耳元で囁く。
水野君の吐息が擽ったい

A「な、なんもいってないよー？というか聞こえてただろ！」

水野「言っとること矛盾しとるよ」

A「うっ……」

なんなんだよもー……顔近いし…押し倒されてるし……心臓が……

って心臓の鼓動はやくなったら相手にばれるんか！あああ 静まれ私の鼓動！！

水野「本田にも押し倒されとったね」

A「まあ……」

水野「他にもなんかされたろ？」

A「……」

水野「言えないようなことでもされたの？」

キスされたとか言えないよ……あ、でもバラされたのか…というか本田君に黙っててって言われたから自分の口で言ったら水野君にキスしたのバラされるかもしんないし……

どうしよおおおお

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