360° 吸血鬼** BM ※編集しました (ページ28)

今日:23 hit、昨日:2 hit、合計:46,545 hit

XXVI ページ28

A「えぇっ！？//」

キス……ってなんで！？

本田「はやく」

A「血吸わせてとかじゃなく！？」

本田「うん」

A「……//」

本田君って、よくわかんないな……

A「わかった…目瞑って」

本田「ん」

私は押し倒されたまま、本田君の首に腕をまわしキスをする

A「……」

唇を離した直後、本田君からまた口を塞がれた

A「んんっ！？//」

離れてもらおうと胸を手で押したり悶えてると、本田君は唇を離して私を見下ろす

本田「可愛い、A」

そう言った後抱きしめられる
本当に本田君がわからない

私はただただ高鳴る鼓動を抑えようと必死だった

それなのに心臓がバクバクして身体が火照る。

本田「Aの唇柔らかい」

A「そんなん言わんでよ…//」

本田「なんで？恥ずかしいの？」

A「当たり前でしょうが……//」

本田「ふーん」

A「……それじゃ、もう用はすんだよねそこどいて」

本田「やだ」

A「はぁ！？//」

本田「Aもこの状況楽しんでるくせに」

A「楽しんでない…っ！//」

本田「大好きな勝の近くでやって興奮しとるんやろ」

"吸血鬼は触感、嗅覚、聴覚に優れてる"
だから心臓の音が普段と違うことなんかすぐにわかるんよ？

再び耳元でそれを囁かれる

否定できなかった

この状況を楽しんでるかどうかとかは別にして心臓の音がおさまらないのは本当だから

A「でもさすがに離れないとこれ以上はやばいって…！//」

本田「やばいって。どうやばいの？」

A「それは…//」

なんで答えていいかわからないでいると近くで寝ている水野君が目を覚ました

水野「…ん…………なにしとんの、お前ら」

本田「せっかく今ええとこやったのに」

水野「あんまいじめんなよ」

本田「いじめてへんよ、ね？」

A「本田君の馬鹿～っ！//」

水野「いじめてんじゃねーか」

本田「はは、ごめんごめん」

本田君はやっと私の上から離れる

A「恥ずかしかった……//」

水野「なんの話してたん」

A「えっと……//」

本田「秘密ね、A」

A「う、うん…//」

水野「……」