360° 吸血鬼** BM ※編集しました (ページ14)

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XIII ページ14

車の中で暇になったのか皆が私へと質問する

田村「Aって誰推し？」

A「え、秘密」

平松「教えてよ！」

吉原「むしろ居るん？」

A「えっとー…」

居るけど…居るって言ったらめんどくさそうだな

A「all推しかな♪」

辻本「今ちょっと考えただろ！」

本田「教えなさい」

A「えぇ…」

水野「吸うぞ？？」

A「ひえぇ」

車の運転手は今日だけ雇われた人で
多分皆の吸血鬼事情をしらない。

そんな人の前で吸うとは思わないし無視してもよかったんだけど後後怖いことになりそうだしな…言っとこ

A「…です」

田村「なんて？」

A「ゆーちゃむ推しです…」

なんか本人達目の前にして言うの恥ずかしいな

小林「やったー♪いぇーいっ♪」

無邪気に喜ぶ豊君

本田「というかAからゆーちゃむって単語がでてきたことにびっくりなんやけど」

A「家とかでは皆愛称で呼んでるよ～っ！」

本田「そうなんや」

小林「ふふっ嬉しいなぁ…」

そう言いながら首元に顔を寄せ付ける豊君

A「めっ！」ペチッ

私は豊君の頭を軽く叩いた

A「人間がいるでしょ！(小声」

運転手に聞こえないよう耳元で囁く

小林「ひぁ！？//」

豊君は耳を抑えて後ずさりした

A「えっ！？」

思わぬ反応にびっくりする私

水野「聴力がすごい吸血鬼にそれするとこうなります」

A「聴力関係あんのそれ！？」

水野「あります」

A「感度とかじゃないの！？」

小林「うわぁ～んだでぃちゃぁん Aちゃんに変なことされたよぉ～」

そう言いながら隣にいる本田君に抱きつく豊君

本田「Aの変態！」

A「なんでそうなるの！？」

車の中は楽屋につくまで終始うるさくて
運転手さんには本当ご迷惑をおかけしました