ろく。 ページ7
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あれから、教室に連れてこられて
今はよくある
「呼ぶまで待っててくれ」
と言われ、廊下で待っている状況。
ここに来る前にまず驚いたのが、
クラスが各学年たった一つしかないこと。
あの時の有岡くんの言葉の意味がわかった。
“後でな！”
絶対同じクラスになることを知ってたみたい。
ガラッ
そんなことを考えていると、
先生がドアを開けた。
入れ、とでも言うように待っている。
先生「神野Aさんだ。
さっきも言ったとおり、耳が聞こえないから
全員で助け合っていこう。」
ペコリとお辞儀をすると、
拍手が返ってきた。
大貴「Aちゃーん！」
なんと言ったのかはわからなかったけど、
自分の後ろの席を指さしている。
心なしか、“ここ！ここ！”と
言っているようにも見える。
大貴「よろしくなー！」
あ「“よろしく！今朝はありがとう！”」
大貴「いいって、いいって！」
大貴「おい、山田起きろよー！」
涼介「んっ、何、大ちゃん。」
山田……？
もしかしなくても、涼介だってことはわかる。
大貴「転校生！神野Aちゃんだってさ。」
涼介「A……？」
隣で眠っていた
涼介の綺麗な目が私に向けられる。
涼介「昨日ぶりだな。これからよろしく。」
あ「“よろしくね。”」
大貴「は？お前らどういう関係！？」
軽く説明すると、有岡くんは納得した様子。
大貴「あ、それじゃ俺も大貴って呼んでよ！」
と、こんな感じで
安心できる人たちに囲まれていて良かった。
これが原因であんな毎日になるとは
考えもしなかったんだ。。。
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そらるん。(プロフ) - 涼花さん» ありがとうございます！嬉しいです(泣)頑張ります｡・:＋° (2016年5月6日 20時) (
レス) id: cea685df70 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - すごくこのお話好きです！楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2016年5月5日 22時) (レス) id: 4daebc887a (このIDを非表示/違反報告)
そらるん。 - ハルさん» ありがとうございます！ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2016年5月3日 12時) (レス) id: 9102524102 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - こういう感じの物語好きです。楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2016年5月3日 11時) (レス) id: c726805769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらるん。 | 作成日時：2016年5月3日 10時
