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おそらくなにか言ったのだろうけれど、他の部屋からの雑音でこちらまでは聴こえなかった。
しかし、直後、淳太くんは明らかに俺に視線を寄こして、そして軽く頷く。
なんとなく彼の言いたいことが伝わってきた気がして、望の顔色を改めて窺うと、先程より少し顔を上げていてその綺麗な瞳が見えた。
そこにあったのは、紛れもなく、あの日の、俺と淳太くんに「頑張りたい」と伝えてくれたあの日の、真っ直ぐな瞳だった。
、、、、伝わったで、淳太くん。望。
「流星。抱負の続き、聞かせてや。」
俺の突然の発言に、へ、と間抜けな顔をした流星。
みんなも最初は驚いた顔で俺を見ていたけれど、ひとりひとりと視線を合わせるように見渡せば、徐々に空気が和らいでくる。
緑「そや、まだ流星途中やったね。」
そう言ってもんちが微笑んだのを皮切りに、みんなの顔にも笑顔が浮かび始める。
青「えーっと、、、俺何話しとったっけ。」
赤「ちょお、なんやねん自分！笑」
見事に飲み会ムードが再開。
「ひゃはは！はい、藤井さんやり直しでーす。笑」
淳太くんのほうをちらりと見ると、相変らずのんちゃんを気にしつつも、ニコニコしていた。
俺は間違っていなかったのだとひとり静かに胸をなで下ろした。
＊＊＊
結局、途中から抱負そっちのけで話し始めたり、�陲舛磴鵑�ドリンクを零しかけたり、といろいろあって、再び抱負に戻ってきた時にはもう忘年会も終盤。
黄「、、、以上、僕の抱負でした！」
おー、とか、ぱちぱち、とか。
聞いてるやつのほうが少ないんじゃないかレベルの反応がちらほら見えて、これはもう間もなくお開きだろう。
黄「いや絶対聞いとらんかったやろ！笑
ったく、、、。じゃあ、最後！
のんちゃんの抱負、聞かせてや。」
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ぱる(プロフ) - このお話が大好きで、何度も読み返しています。描写が細やかで、胸がギュッとなったり温かくなったり、メンバーと一緒にのんちゃんを見守っている気持ちになります。笑これからも楽しみにしています！！ (3月7日 23時) (
レス) @page25 id: b150b2b268 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 続編ありがとうございます！！これからもお話読むの楽しみにしています！！何回も読み返します！！ (1月18日 12時) (レス) @page3 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - 続編を書いて頂き、本当にありがとうございます。メンバーの声の掛け方や寄り添い方がそれぞれ違くて、いつも感動しています。無理せず作者様のペースで更新して頂いたら嬉しいです！ (1月18日 7時) (レス) id: f22ab67b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ricoco | 作成日時：2024年1月18日 0時
