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のんちゃんの気持ちを伝えると、みんなも二つ返事で承諾してくれた。
一応食べたいものを聞いたものの、7人もいれば十人十色、結局特に偏りのない居酒屋にすることに。
居酒屋とは言っても、完全個室で会うのは店員さんだけだし、予約のときに持病持ちのメンバーがいることは念の為伝えておいた。
準備は万端。
のんちゃんに限らず、全員がとても楽しみにしていた。
＊＊＊
赤「じゅんた！じゅーんた！」
シゲの騒がしい声に意識を引き戻される。
赤「なにをひとりでにやにやしとるん、きもいで。」
「きもい言うなや。笑」
シゲを適当にあしらって横に座っているのんちゃんを見ると、向かいにいる流星に料理を取ってもらってニコニコしている。
よかった。楽しめているみたい。
お店に入った時は、迎えてくれた店員さんに少し緊張ぎみだったけれど、電話で伝えていたからか、控えめな声で優しく話してくれたので安心できたよう。
その後、個室に入って注文や提供の度に店員さんが来ても特に反応が出ることはなかった。
のんちゃんはもちろんノンアルで、念の為酔ってもさほど変わらない俺と、それほど飲めない神ちゃんで両脇を固めている。
それでも、楽しみつつも全員がのんちゃんのことを気にしているのがよくわかる。
紫「望が食べとるんそれなに？」
赤「こたきぃ、飲みもん頼むけど足りとるか？」
緑「のんちゃん寒ない？」
優しさなのだろうけど、もはやただの口うるさいやつらになっていて、照史と目を合わせて苦笑いする。
いつもなら、みんなしてうっさいねん、とつっぱねるのんちゃんも、今日ばかりはみんなの心配もわかる、といった様子で小っ恥ずかしそうに口を結んでいる。
見兼ねた照史が助け舟を出すかのように声を上げた。
橙「よっしゃ、飲みもんも料理もひと段落着いたし、来年の抱負発表でもしますか！」
ナイス、照史。
「ええね、やろうや。神ちゃんから時計回り。」
緑「俺から！？お、おん。なんやろなぁ、、、」
みんなの視線が神ちゃんに集まる。
照史の提案によって空気が変わり、騒がしい飲み会から少し真面目ムードに。
、、、、あ。抱負。俺も考えな、、、。
＊＊＊
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ぱる(プロフ) - このお話が大好きで、何度も読み返しています。描写が細やかで、胸がギュッとなったり温かくなったり、メンバーと一緒にのんちゃんを見守っている気持ちになります。笑これからも楽しみにしています！！ (3月7日 23時) (
レス) @page25 id: b150b2b268 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 続編ありがとうございます！！これからもお話読むの楽しみにしています！！何回も読み返します！！ (1月18日 12時) (レス) @page3 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - 続編を書いて頂き、本当にありがとうございます。メンバーの声の掛け方や寄り添い方がそれぞれ違くて、いつも感動しています。無理せず作者様のペースで更新して頂いたら嬉しいです！ (1月18日 7時) (レス) id: f22ab67b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ricoco | 作成日時：2024年1月18日 0時
