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緑side
桃「うぇっ、ほんま！？」
紫「ほんまやでぇ。笑」
病室。退院許可の報告という土産付きのお見舞いに来た俺、�陲舛磴鵝△修靴峠濛澄�
黄「2週間で体調が安定したら、やって。風邪とか引かんように気ぃつけよな。」
桃「おん！」
ベッドの上で、キラキラと目を輝かせるのんちゃん。
思い返してみれば、こんなふうになにかに心から喜んでいる彼を見るのは久しぶりかもしれない。
ここまで感情を表に出すのも。
「のんちゃん、よかったなぁ。」
桃「おん！ほんっま嬉しい。みんなおおきに！」
そう言ってニコニコ笑顔を見せてくれる。
自分事でも、他人の関わりに気づいて感謝を伝えてくるあたり、彼らしさ極まりない。
「のんちゃんが勇気出して先生に話したからやで。」
紫「そやで。こちらこそおおきにや！」
�陲舛磴鵑�わしゃわしゃと頭を撫でると、むふふ、と目線を下げて笑うのんちゃん。
黄「そろそろ行くで。
のんちゃんも無理せんと、今日はそない万全やないんやろ？」
そう。先ほど病室に来る途中に先生とすれ違ったとき、今朝の様子を伝えられていた。
起床までかなり手こずったらしい。
桃「おん、ちょっと具合悪かってん。でも嬉しすぎて吹き飛んだわ。」
そう言って笑っているが、嬉しさから目に光を灯す今も、顔色は優れない。
「そんならええけど、、、ちゃんと退院できるようにせなあかんよ。」
若干説教じみてしまったが、よっぽど退院が待ち遠しいのか、それもそうか、とすんなり受け入れて布団に潜り込んだ。
と思えば、ぴょこ、と顔だけ覗かせて、
なあなあ、
と子どものような声を上げる。
桃「俺、ちゃんとがんばる。から、今までどおり、支えてくれる、と、うれしい、です、、。」
言いながらだんだん布団に顔を潜らせてしまったから、後半はあまり聞こえなかったけれど。
、、、、、布団の下、顔真っ赤なんやろなぁ、、。
律儀な彼らしいというか、末っ子らしいというか。
可愛らしい言動を見せる彼に、思わず3人で顔を見合わせて微笑む。
"支える"というよりは、"頑張りすぎないように見守る"という感じなのだけれど。
「もちろんやで。また来るな。」
お腹のあたりにぽんと手を置いて、コクコクと頷いているのを布団越しに感じてから、病室を後にした。
「1ヶ月と20日」 fin.
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ぱる(プロフ) - このお話が大好きで、何度も読み返しています。描写が細やかで、胸がギュッとなったり温かくなったり、メンバーと一緒にのんちゃんを見守っている気持ちになります。笑これからも楽しみにしています！！ (3月7日 23時) (
レス) @page25 id: b150b2b268 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 続編ありがとうございます！！これからもお話読むの楽しみにしています！！何回も読み返します！！ (1月18日 12時) (レス) @page3 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - 続編を書いて頂き、本当にありがとうございます。メンバーの声の掛け方や寄り添い方がそれぞれ違くて、いつも感動しています。無理せず作者様のペースで更新して頂いたら嬉しいです！ (1月18日 7時) (レス) id: f22ab67b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ricoco | 作成日時：2024年1月18日 0時
