末っ子の体調事情5

情緒不安定 ページ39

増田


小山たちからメールをもらって、そうとう精神的に来てるみたいって言われたから、なるべくそばにいてあげようと思って、病院にきた。

久しぶりの休みだったから服見に行きたかったんだけど、それよりも手越の方が大切。


増「てごー？」


「はぁ、っ、…あ、まっすぅ…」


増「おはよ。…大丈夫、では無いよね、笑」


「…だっこ、して…」


増「ん、おいで？」


ぎゅっと抱きしめると、ニコニコして胸元に顔を埋めてきた。


「まっすー、のにおいする…」


増「ちょっと柔軟剤入れすぎちゃったかな。笑」


「んーん、….すきぃ…」


増「ありがとう。」


いつもよりふわふわしてる手越としばらく話をしてると、Aちゃんと翔真くんがきた。


『あら、増田くん！いらっしゃい。来てくれてありがとう！』


増「いえいえ。今から検温かな。」


翔「そう。検温の時間だよ〜、」


検温ってきいて、ぎゅっと抱きつく力が強くなった。


『大丈夫。ちょっとお耳でぴっぴしようね。』


「ん、……」


39.1。どおりで暑いわけだ。


翔「お疲れ様。次の検温は2時間後。次はお尻でするからね？」


「やっ」


嫌がるよね。笑

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