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淡く…7 ページ7

その沈黙を破ったのは、彼。

(人2)「…久しぶり」

A「どうも…」

(人2)「元気だった？」

意外な言葉に

思わず顔をあげる。

表情は、すごく穏やかだった。

.

A「まぁ…」

(人2)「大学、ここにするの？」

.

彼は普通。

あたしが気まずいだけ。

でも、あのときとまではいかないけど

こうして、普通に話しているのが楽しいし、嬉しい。

.

A「ここにしたいけど…

学力が心配(苦笑)

ここ、結構SS高いじゃん？」

(人2)「いや、大丈夫でしょ。

その制服で、学力心配とか

他校を敵にしてるようなもんだわ(笑)」

A「あぁ…頑張ったね、ここは」

(人2)「だろうね。

だから、ここにも頑張って入れよ？」

A「はぁ？もう決定？」

(人2)「うん、決定(笑)

Aがいると、楽しくなりそう」

.

そう言い、少し笑う姿に

すごく、ドキドキした。

名前を呼ばれたのも。

そのあとは、彼が

いずれここに来るから

とか言って、メアドの交換。

昔の様に、名前で呼んでいいからって言ったのも

素直に嬉しかった。

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.

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―――――時間が動いた瞬間だった。