#11 ページ12
(tg side)
いろいろと話し合った結果、俺と伊野尾は強制でこの秘密基地で暮らすことになった。
２人で固まっていれば安心だし、時間が空いたメンバーは、なるべくここに来る、って約束で。
ジャニーさんがやけに広い秘密基地を用意してくれたから、風呂もトイレもキッチンも寝室も、何から何まで完備されている。
一生ここで暮らせ、と言われても、困らなさそうだ。
で、俺と伊野尾には、それぞれ一人ずつ、付き人的な感じで、行動をともにする、って人がつくことになって。
それぞれのグループのメンバーからだったんだけど……。
なんだかよく分からないけど、「手越は必然的にまっすーになるよね」って皆に言われて、その場に流されたまま、まっすーになった。
まっすーとずっと一緒にいなきゃいけないっていうのは、かなりツラいな……。
で、一方で伊野尾はっていうと、山田くんと有岡くんがものすごくやりたい！って言い出して、じゃんけんの結果、有岡くんに。
おー、伊野尾モテモテだなーって思いながら周りを見ていたら、なにやらニヤニヤしながらカメラを構えている中島を見つけた。
……あれは、俗にいう腐男子、ってやつなんだろうか。
まぁ、NEWSもJUMPも変わり者が多いからなぁー、なんて、自分で納得していたとき。
不意にまっすーに話しかけられた。
「手越、荷物、家から持ってきちゃおう？」
あ、そーいえば。
何の準備もしないまま来ちゃったなぁ、って思って、うん、と首を縦に振ったら、
まっすーに手を引っ張られた。
連れて行かれるがままにまっすーに付いて行き、外に出ると、すでに車が準備されていて。
まっすーが運転席に乗り、乗りなよ、と助手席を指さされたから、おとなしく座った。
いつのまに、こんな準備してたんだか。
テゴマスの曲を熱唱しながら俺の家まで向かった。
久しぶりにテゴマスの曲歌った気がする。
しばらくしたら俺の家に着き、まっすーとともに降車して、ドアの鍵を開けた。
まっすーに部屋に入るよう促すと、朝のまま散らかっていた。
あー、朝は動揺してたもんな。
まっすーに手伝いをお願いして、ベッド横のクローゼットで洋服を整理していたときだった。
急に視線が天井に向き、驚いて顔を上げると、
まっすーが俺を押し倒していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 598人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
聖月 - 更新楽しみに待ってます 更新頑張ってください (2019年6月18日 17時) (
レス) id: e9dd353aa0 (このIDを非表示/違反報告)
Yasu☆ - とてもおもしろいです！ありいの超萌えます！ところで、これは17で完結なのでしょうか…？できれば続きを読みたいです…！ (2017年3月30日 2時) (レス) id: 47b5174f44 (このIDを非表示/違反報告)
まころんた(プロフ) - みさとさん» Twitterはやってないんです(^^;; 始めたいなぁとは思っているんですが、禁止されているので…苦笑 (2016年9月29日 17時) (レス) id: b71042c280 (このIDを非表示/違反報告)
まころんた(プロフ) - 青さん» ありがとうございます〜！笑 そうなんですか！見てみたい…( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年9月29日 17時) (レス) id: b71042c280 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - twitterってやってるんですか？(^o^) (2016年9月27日 22時) (レス) id: 520a5b2e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まころんた | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makoronta/
作成日時：2016年8月8日 12時
