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2nd story -5- ページ5

あなたside









増「シートベルト、平気？」









「うん、大丈夫！」









増「よし、じゃあ寄り道して帰るか」









「寄り道？どこいくの？」









増「んーひみつー」









どこいくんだろ、









貴久の事だから洋服屋さんとか？









そんな事考えてたら









だんだん眠くなってきた、









増「A？眠いなら寝ちゃっていいよ？」









「うん、ごめん、ね、、」









夢なのか現実なのかわからないけど









意識が飛ぶ寸前









おでこに当たった柔らかい唇、









しあわせ、









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








増「……っ！A！」









「ん、、？」









増「おはよ、ついたよ」









「おはよお、、」









増「ほら、降りて」









そう言って助手席に回って









ドアを開け手を差し出してくれる









「王子様、みたい…………」









増「ぐふふ、白馬の王子様だよ」









「白い馬ないじゃん、笑」









増「いいでしょー別にー」









増「早く行くよお姫様」









そういうこと平気で言うから









照れないわけなくて、









増「A真っ赤、笑。かわい、笑」









「うるさいーもう行こ！」









増「さっきから行こうって言ってんじゃん、笑」









そう笑って私の手を握る









「たか、手、」









増「この時間ほとんど人こないからへーき」









そういうと握る力が強くなる









増「ちょっと急ぐよ！」









そう言い私の手を引っ張り









階段を駆け上がった

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