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2nd story -29- ページ31

増田side








仕事から車で帰ってくる途中









信号で止まってる時に








見覚えのある人を見つけた









増「A、、？」








声をかけようとすると








隣に男がいることに気づく








誰だ、あいつ








制服が同じだから、








たぶん同じ学校のやつ








俺以外にあんな笑顔振りまきやがって、








あの笑顔知ってんのは








俺たちだけだと









俺たちだけでいいと思ってたのに、








あいつとAの関係は？







まさか付き合ってるわけじゃ、








いや、Aに限ってそんな、








考えれば考えるほど








悪い方へいってしまう








くそ、ｯ








増「俺、余裕ねーな、」








家に帰ってAの帰りを待つ








いつも通り、









俺の大好きな笑顔で帰ってきた








増「おかえり。………ねえ、Aさっきさ、」







聞こうと思ったけど








勇気が出なくてやめた









これで嘘つかれたら








たぶん、俺の精神やられる








大丈夫、大丈夫、









･









･









･








･








なんて思ってたのがダメだったんだ





あのときあの男のことを
ちゃんと聞いていたら＿＿＿＿ 。

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