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2nd story -25- ページ27

あなたside








今日はバイトの最終日








そして、明日は貴久の誕生日








今日は学校が早く終わったから








昼から入って








5時にはあがらせてもらえる









最後なんだから8時まで働いて








その後貴久の誕生日プレゼントを









買いに行く予定だったけど









プレゼント買いに行くって言ったら









早めに上がらせてくれるって言ってもらえて









わざわざお金も手渡しで渡してくれるみたいで








ほんとに優しい店長さん









望「今日でAと会うのも終わりかー」









「なんか、寂しいです、」









望「絶対また遊びにこいよ？笑」









「はい、もちろんです！」







望「よし、残り2時間！頑張るか！」








「はい！」








もうすぐ5時になる








最後のオーダーを取りに








お客さんのもとへ行く








「…………はい、以上でよろしいです…… ｯ、！」








そういった時









お客さんである男の人に腕を掴まれた








男「君かわいいね、この後とか空いてないの？」









「いや、やめてくださ、ｯ、い、」








男「いいじゃん、連絡先ぐらい教えてよ」








腕を掴む力はどんどん強くなる







運が悪くこの席は








望先輩がいる所からは見えなくて








しかもこの時間はあまり人が来ない








今も店には5組ぐらいしか居ない








みんな話しててこっちに気づいてない








どうしよう、








こわい、ｯ、









「俺の彼女に、なにしてんの？」

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