末っ子の体調事情 2

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翔真


さすがに、Aに処置をされるのは嫌だと思って話し合って、俺がすることに。


翔「よし、ちょっと横向くよ〜？」


「んんっ…」


翔「ほら、Aと慶一郎と手繋いでてな？」


毛布を上半身にかけてあげて、腰のあたりにはちゃんとタオルケットもかけてあげる。


『ゆうくん。毛布いい香りしない？』


「する、すき…」


『良かった。落ち着くかな？』


顔のあたりまで毛布をかぶって、ちょっとだけ緊張も解けていった。


翔「ちょっと頑張ってな」


ズボンを下げると、また体に力が入るのがわかる。


翔「ゆう？力抜かないと痛いよ。」


「ん〜、泣」


そっと薬を塗って、浣腸器を入れようとするとやっぱりガチガチに緊張してる。


まぁ、好きな人はいないよね。苦しいし、痛いし。


小「ほら、俺に合わせて？一緒にふっーしよっか。」


慶一郎と一緒に息を吐いてくれたその瞬間にぐっと押し込んで薬を入れる。


「…？！ｸﾞｽﾞｯ…ふぇっ…！！泣」


翔「ごめんなぁ、あとちょっとだからなぁ」


「ﾋｸｯ…ｸﾞｽﾞｯ…い、いやぁぁ！！泣」


薬を入れ終えたらプラグを差し込んで、出てこないように我慢させる。


「やだっ、いたいっ…泣」


翔「10分我慢な。んで、まだ出ないようならもう1回。」



我慢の時間が1番しんどいな。がんばれぇ、…

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