末っ子の体調事情 2

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小山


加｢ほら、痛くないよ？そんなにピアス開けてんのに採血怖いってなんだよ、笑 一緒だろ？笑｣


｢いやぁぁ！！泣｣


俺の腕の中で大暴れの手越。耳からの採血は痛くないらしいから、耳からするんだって。けど、何気に初めてのことでめっちゃ怖がってて。笑


増｢シゲ、そのまま手握っててあげて。、Aちゃん頭抑えてるから早く、早く」


『ありがとう。ちょっとチクッとするよ〜、』


「んっ、！！泣 」


がしゃんと針が刺さり、少しの血を取って検査にまわす。


『ん、絆創膏貼っておいてね。すぐに止まるから待ってようね』


そんなに痛くなかったみたいで、本人もきょとんとしてる。笑


暴れてたけど、ご飯を食べてないせいかそんなに力も強くなかったし、簡単に押さえつけりて治療されるのはしんどいね、


｢ｸﾞｽﾞｯ…泣｣


まっすーとシゲは呼ばれて行ったから、治療のこと話してるのかな？


俺は手越に何も言わずに背中をぽんぽん。


ほんのりあったかい背中を撫でてあげる。


｢けぇちゃ、｣


小｢ん？｣


｢もし、めっちゃわるいびょうきとかだったら…｣


小｢Aちゃんが治してくれるよ。大丈夫だよ。心配するな？」


｢ありがとう、！｣


少しだけ微笑んでくれた。

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