白くて、甘くて、ずるい。

気の所為 YA ページ32

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「あ、ジンさんお疲れ様で、、、、！？」











後ろを振り返ると、背を向けて他のスタッフのところへ向かうジンさん。













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・・・・今、避けられた？












いや、そんな事ない。










きっと、気が付かなかっただけだ。













大丈夫よ大丈夫。









さっきのことがあって、少しネガティブになってしまっているだけ。









・・・・・きっと、気の所為に決まってる。









NM「あ〜、ヒョン！」




JN「アヒャヒャヒャヒャ」




『・・・・つまらない』





JK「Aにまで言われてますけど。」









ついつい、仕事をしながらも気にしてしまう。









JN「あ、そういえばAちゃん昨日ジンくんの服勝手に持ってたでしょ」




『え、なんで分かったの？』




JN「掃除しようとしたらAちゃんの部屋に散乱してた。」




『んふ笑』




JN「や〜！笑」









ふと、耳に入ってきたこの会話。









「・・・え、？」









昨日、って？



服を持っていった？部屋にあった？




どういうこと？








MN「あれ、ユアちゃん知らなかったの？」







たまたま横で作業をしていたメイクオンニに話しかけられた。









「え？」




「Aはね、みんなと宿舎で一緒に住んでるのよ。」









頭を、殴られたような感覚だった。









Aちゃんは、毎日ジンさんに会っているんだ。






ジンさんと同じ空間にいれて、ラフなジンさんも見れて。







きっと、寝顔なんか見れちゃったりするのかな。








あの距離感だもん。









たやすく想像できる。

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