いじめっ子のパクくんは、私にだけ優しいらしい

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JU「ねえ、折角だから女子会しましょ！」



パチン、と両手を叩いたジウさん。



いちいち仕草が上品だな、、




女子会というワードに少し気持ちを動かされたけれど、怒っているジミンを差し置いて呑気にそんな事をしていいのかな、なんて、、




JU「ジミンなら大丈夫よ。あの子気分屋だからすぐ元に戻るわ。」




一瞬、心を読まれたのかと思った。




JU「ふふ、Aちゃんってすぐ表情に出るのね？可愛い。」



JU「女子会しちゃいましょ？」




もはや完全にジウさんのペースで、私は腕を引かれてリビングを後にした。



奥の部屋に連れてこられて、その部屋に入ると、私は目を丸くした。




ジウさんが自室だと言うその部屋。



私の家のリビングくらいの広さで、ベットとソファーとキッチンが同じ空間にある。


キッチンにはカウンターもあって、テレビで見るようなお酒やグラスが並んでいる。




JU「はい、どうぞ〜」



促されるままにソファーに座ると、ジウさんはセンターテーブルにお茶を出してくれた。



『あ、、ありがとうございます、、』




見慣れないティーセットに、ちびちびとお茶を飲んでいると棚の上に置いてある写真立てにふと目が行った。




JU「ふふ、あれジミンよ。０歳から、、たぶん中学校卒業までぐらい？飾ってあるわよ。」




見ていいわよ、そう言われて好奇心が勝ってしまった。





棚の端から順番に見ていくと、まだ乳幼児の時のジミン、保育園、幼稚園、小学校、中学校の写真が並んでた。



どの写真のジミンも面倒くさそうな顔をしていて、笑っている写真なんか一つもない。




JU「本当無愛想な子なのよねえ〜・・・・」




まだ幼いジミンの写真を持ってそう呟いたジウさん。




・・・・・お察しします。

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