わたしを見つけて-2- TEEN TOP

叫ぼう ページ6

ケプ「エルジョはさ、子供のころ、最初は明るかったんだけど、アメリカ行ってから、性格が内向的になったんだって。


個人主義な部分がたまにある。グループ内で、それはいかんと何度もぶつかってきた、



昔よりは良くなったかもしれないが、ぶつかることがなくなったってことが、丸くなってきたってことじゃなくて、エルジョが、戦闘放棄したりして、ぶつかり合いにもならなかった時もあった。



あいつなりに性格を直そうとしてた部分もある、でもまだ気持ち、考えにブレがあるから…


あいつ自体も自分が定まってないんじゃないかな…と俺は思う。



だからエルジョを嫌いにならないでくれ。」



「そっか…わかった……!」



エルジョ…いろいろ抱えてたんだね…




「エルジョにも、チャンジョにも…別にあたし、同意したわけじゃないのに、キスされたのね…?




でも不思議とチャンジョのときは、嫌じゃなかったの。


いろいろ考えたんだけど、あたし、最初から惹かれてたんだと思う。」




チャニ「え…恋した…？」





「ん…そうみたい」



ケプ「お父さん号泣しちゃうぞ」


うふふ、けっぴょんの小劇場だ…


あたしもすかさず乗って


「お父さん…泣いちゃいや。涙




はやく仲直りしたい、その時に、気持ち伝えたいよ…」




チャニ「わああああーきゅんきゅんするよおおお」



「アハハ！」



ケプ「よーし!立とう!この桜の木の広場から、下の街に向かって叫ぼう!」




チャニ「えー何何うける！」



ケプ「A、俺が質問するから大声で叫べな。」



「へ!?あ、うん!」



ケプ「Aの好きな人はーーーーーー!?」



すうっと息を吸って叫ぶ




「エルジョーーーーーー！」









チャニが派手にこけた



ケプ「『ジョ』しか合ってないじゃん」




「あ…間違えた！もう恥ずかしい〜〜！燃え尽きたからもう大声なんて出せないよ…」



それを聞いてハハハとわらう2人



さーもう帰るかぁ、という流れになって、あたしたちは歩きだした。

聞きたくなかった　チャンジョside→←夜桜の原っぱで

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す