いつかのその先は・・・ (ページ40)

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40. You Side ページ40

東京に遊びに来た大学時代の友達との飲み会の日。
男子2人となっつを含め4人で飲むことになったけど、田舎からやって来た男子のうちの1人が駅で迷子になったらしく、私が迎えに行ってからなっつたちと合流した。

いい感じの居酒屋で4人で語り合って、大学時代の思い出話に花が咲いて・・・私以外の3人はもう結婚して子どももいるから、みんなの子どもの自慢大会になって、散々盛り上がって解散した。

みんなの子どもの話を聞くのはすごく楽しかったけど、ちょっとだけ羨ましいなぁと思いながら帰宅。

誰もいない部屋に帰ってきて、少しだけ寂しさを感じながらもさっきの宴の余韻に浸っていた。

私も友達たちみたいに結婚して子ども産んで、幸せな家庭を築きたい・・・

それが正門くんだったらいいなぁ・・・なんて思ったり。

シャワーを浴びて、さぁ寝るかというところで正門くんから連絡。

唐突に彼氏いるか聞かれてびっくり。いきなりどうしたんだろう・・・。疲れてるのかな？

彼氏なんて作る気はなくて・・・

私が好きなのは正門くんなのに・・・。

正門くんはほかに好きな人でもできたのかな？それで私に探りを入れてきたとか？

それとも、私に好きって言わせようとしてるとか？

よくわかんないけど、あまり深くは考えないようにして目を閉じた。

まさか男友達と歩いてるところを正門くんに見られてたなんて知るわけもなく・・・

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