いつかのその先は・・・ (ページ20)

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20. 正門Side ページ20

もうAさんに転がされてるやん。俺の表情を見て楽しませようとしてくれるところほんまにかなわんわ～

そういうところも全部好きになるねん。この数時間で好きがどんどん大きくなってる。

正門「あともう一つ」

A「え、まだびっくりすることあるの？」

正門「うん。俺が初めて喫茶店に行った時のこと覚えてる？」

A「うん。覚えてるよ。ソファ席に案内したよね？珍しい客層のお客さんだな～と思って見てたよ。なかなか正門くんの年齢の人って来ないから(笑)」

正門「その時からずっと俺、Aさんのこと好きやってん」

A「・・・えっ」

正門「ずっと片想いやった。Aさんに会えると思って喫茶店に何度も行ったし、全然会えへんくなって公園で待ってたこともあったし・・・。でも東京に来た時にAさんに会うとすごく癒されて元気もらえんねん。なんか俺、ストーカーみたいでキモいよな・・・」

A「うーん(笑)全然気づかなかったし、びっくりした。私も正門くんのこと気になってた・・・というか居心地いいなと思ってて、いつのまにか好きになってたかな。公園で話聞いてもらえたのも嬉しかったし、電話くれたことも嬉しかったし、いい思い出ばっかりだよ^^」

正門「返事は今いらないから、いつか俺と付き合ってほしい。外でデートとかできへんし、我慢してもらうことも多いと思うけど。俺のこと真剣に考えてほしい」

A「わかった、考えておくね」

正門「ありがとう。それから、今度東京でライブするから、それ見に来てほしいねん。チケットは用意するから」

A「チケットは自分で取るって前も言ったじゃん！」

正門「多分取れへんと思う、俺ら人気あんねん！」

A「それ、自分で言うの？(笑)」

正門「自分らのことは自分らがよくわかってるやろ！(笑)」

A「もう笑ってんじゃん！」

お笑いもいけるAさん。結局最後は笑いに持ってくところ好きやわ～ほんまに。

これからもずっと一緒に笑っていたいな。。。