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第三十五話 ページ38

先生に生徒指導室へ来いと言われ、手塚とAは廊下を歩いていた



貴「・・・何故俺を庇った?」

手「裏切りたくないからだ。さっきも言っただろ?」

貴「・・・」






そして生徒指導室に着き、中へ入る



ガラッ


手「失礼します」

貴「・・・」




先「呼び出したのは他でもない。鈴志野のことだ


唯川、お前は本当に鈴志野の腕にナイフを・・・?」

貴「・・・」






先「・・・手塚」

手「はい」

先「お前は見ていたそうだな」

手「はい。唯川は刺していません」

先「うむ・・・。唯川、正直に答えて欲しい。手塚はこう言っているが・・・どうなんだ?」


貴「・・・言う義理ありません」


先「!?」


手「!」


貴「どうせ俺がどう言おうと被害者の肩を持つのが目に見えています

俺は別にどうされても構いませんよ?

では、そういう事なんで・・・失礼しました」


Aは軽く一礼して教室を出た


手「・・・あいつは本当にやっていません。そんなことができる奴じゃない・・・」

先「だが、手塚。このままの状況ではお前も・・・」

手「俺は構いません。では、俺も失礼します」


そう言い残して手塚も指導室を出た





Aの姿はなかった


どこを探してもいなく、教室に戻ってみるとAの荷物は無くなっていた


手「A・・・」



誰もいない教室で静かに呟いた

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優羽(プロフ) - オレさん» いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2013年6月17日 20時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - Linkさん» ありがとうございます!そう言って頂くと本当に嬉しいです!これからも頑張ります! (2013年6月14日 19時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます。 この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい!!応援してます! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます! この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい 応援してます!! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - オレさん» ありがとうございます!!期待に応えられるように頑張ります! (2013年5月28日 20時) (レス) id: 5d38015e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2013年5月7日 1時

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