検索窓
今日:7 hit、昨日:21 hit、合計:89,424 hit

第二十九話 ページ32

今思えば、あんな風にふざけたり、ちょっとしたことで笑ったり


そんな小さなことでも“幸せ”だった・・・






他人とあんな風に関わったのは初めてだった




だけど・・・









そんな幸せも幻でしかないんだ


ちょっとしたことで全てが崩壊してしまうんだ









―――――




先「今日は転校生を紹介する」


青学に来てから一ヶ月が経った




テニス部のR陣と親しくなってから、俺の生活が少しづつ変わっていった


あいつらと話している時、俺は初めて楽しいと思った


前よりは授業にも出るようになった




このまま、こういう生活が続けばいい、なんて

らしくもないが、思ったりもした









でも・・・俺は再び人によって孤独へと突き落とされた・・・









先「今回は女子だ。入ってきてくれ」


へぇ・・・転校生ねぇ


この日も俺は教室にいた





ガラッ



入ってきたのは、それなりに可愛い女子

背は俺よりちょっと低い



「今日、青学に転校してきました






鈴志野 瑠華(すずしの りゅうか)


といいます!よろしくお願いします!」


ぺこりと頭を下げ、にっこり笑った



男子は顔を赤くしている





手塚はもちろん、ポーカーフェイスだが・・・



先「皆、鈴志野と仲良くするように!」


皆が「はい!」と大きな声で返事をした






あれ?でも鈴志野・・・?どこかで聞いたことあるな



そう思っていると、鈴志野は俺の所へ来て


瑠「唯川くん・・・で合ってる?」

貴「・・・ああ」

鈴志野は俺をじっと見てニコリと笑った


瑠「唯川くんね!よろしく!」


そう笑顔でいってきたら、さすがに嫌とは言えない

貴「よろしく」








この時点でなんで気づかなかったかな?










































































鈴志野のあの時の笑顔がどこか不気味だったと―――

第三十話→←―Sad Destiny ソシテ ハメツ―



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優羽(プロフ) - オレさん» いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2013年6月17日 20時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - Linkさん» ありがとうございます!そう言って頂くと本当に嬉しいです!これからも頑張ります! (2013年6月14日 19時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます。 この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい!!応援してます! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます! この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい 応援してます!! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - オレさん» ありがとうございます!!期待に応えられるように頑張ります! (2013年5月28日 20時) (レス) id: 5d38015e0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2013年5月7日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。