第二十六話 ページ28
俺は手塚と幸村と別れてから、家に向かっていた
貴「助ける・・・か」
まぁ信用する気など最初からさらさら無い
だけど・・・あの時、また胸に変な感覚があった
何故か胸を締め付けが少し緩んだ気がした
あの二人は今まで出会った奴らとは違う感じがした
貴「何でだよ・・・。所詮同じ人間じゃねえか」
そうだ・・・。同じだ。あいつとも・・・
でも信じたくはないけど・・・俺は少し嬉しかったのかもしれない
手塚と幸村が俺の味方でいてくれることを・・・
信用したわけではない・・・
だけど時々信じてみてもいいかもしれないと思ってしまう
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・・・もうどうすればいいか分からない―――
―手塚SIDE―
唯川と別れて今は幸村と帰路を歩いていた
幸「手塚・・・、ごめんね。急に来たりしちゃって・・・
書類渡すだけなら、他の部員に頼むこともできたのに・・・」
さっきまでの幸村と違い、顔を俯かせて俺に謝ってきた
手「大丈夫だ。俺もちょうど幸村と何があったのか、唯川に聞こうと思っていた
それに、唯川も安心したんじゃないか?お前の口から本当のことを聞けて
あのままじゃ何も変わらなかっただろうからな。だからお前のしたことは間違っていないさ」
幸「・・・そうだね。逃げるのだけは嫌だった・・・
俺、唯川と話すの好きだから・・・」
その時幸村の表情から不安さがなくなり、幸村は微笑んだ
すると交差点が見えてきた
幸「じゃあ、俺はこっちだから・・・
手塚も俺のこと少しは頼ってよ?君も何でも一人で解決しようとするからね」
手「ああ・・・」
幸「それじゃ、またね」
笑顔を残して幸村は帰っていった
俺も幸村の後ろ姿を見送り、再び帰路に着いた
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優羽(プロフ) - オレさん» いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2013年6月17日 20時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - Linkさん» ありがとうございます!そう言って頂くと本当に嬉しいです!これからも頑張ります! (2013年6月14日 19時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます。 この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい!!応援してます! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます! この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい 応援してます!! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - オレさん» ありがとうございます!!期待に応えられるように頑張ります! (2013年5月28日 20時) (レス) id: 5d38015e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2013年5月7日 1時