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第二十五話 ページ27

貴「・・・待てよ」


幸「!」


貴「俺が青学に転校してきたのは、確かにお前が関わっている


だけど・・・俺はお前が嫌で転校したんじゃない。それだけは誤解しないで欲しい



それに・・・俺はお前のことが嫌いってわけじゃないからな・・・」


それを聞いた幸村はニコリと笑い、「それじゃ・・・また会いに来てもいい?」



と子供のように微笑んだ


手塚の表情も少し緩んだ。Aはため息をついた。


貴「嫌って言っても来るだろ?」


幸「当たり!」


満面の笑顔でこくりと頷いた


Aは盛大にため息をつき、二人にあることを聞いてみた


貴「それとお前ら知り合いだったのか?」


幸「うん。全国大会で当たったライバルチーム同士だからね」

手「ああ」



貴「そういうこと・・・。あと幸村は何で俺が青学にいるってわかったの?」



幸「手塚に聞いたんだよ」

貴「ふーん・・・。そういえば手塚は俺に何を言いたかったの?」



手「いや、もういいんだ」

貴「?」








幸「それじゃ、俺は帰るよ。また来るから・・・




それと・・・唯川・・・」


貴「何?」









幸「何かあったら助けるからね。俺も・・・手塚も」



幸村は優しく微笑んで言った

手「ああ・・・」

手塚も少し口元を緩まして頷いた









貴「・・・そりゃどーも」

Aは少し笑った



手・幸「!」


貴「・・・なんだよ」



幸「!いや、なんでもないよ?」

手「ああ・・・気にするな」





貴「あっそ」







手「俺たちも帰るか」

貴「俺はもう帰るよ」

幸「それじゃあ途中までみんなで帰ろっか」



貴「俺は遠慮しとk」
幸「だーめ!強制参加!」


幸村がAの腕を強引に引っ張る

貴「おい!腕そんなに引っ張るな!離せ!」

幸「嫌だ。離したらどっかいくもん」

貴「どっか行くって俺はガキじゃないんだぞっ」

幸「はいはい、駄々こねないの」

貴「だから子供扱いすんな!」


そんなやりとりをしながら屋上を出た



手塚は黙って二人を見ていたが、その表情は決して固くなかった








幸「ほーら!手塚も早く!」

気がつけばもう階段を下りきっていた



手「!ああ、今行く」


手塚は急いで二人の元へ駆け寄った









この日の帰り道はこのメンバーでは珍しく、少し賑やかになった

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優羽(プロフ) - オレさん» いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2013年6月17日 20時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - Linkさん» ありがとうございます!そう言って頂くと本当に嬉しいです!これからも頑張ります! (2013年6月14日 19時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます。 この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい!!応援してます! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます! この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい 応援してます!! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - オレさん» ありがとうございます!!期待に応えられるように頑張ります! (2013年5月28日 20時) (レス) id: 5d38015e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2013年5月7日 1時

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